9/26
 今日、ちょっと胸焼けがする。うぅ。昨日懇親会から帰ってきて、チョッチ小腹が空いたのでキンチャンラーメンを作って食べてしまった。食い終わると午前1時を回っていたので、今日は胸焼けがする。
 午後、仕事をしていると会社がお世話になっている税理士さんから私のケータイに直電が入る。「あの〜ちょっと教えてほしいんですが…」と、えらい下手にでてくる。なに?税理士が私に教えてほしい?なんと、税理士も私のような愚輩を頼ってくるとは、税理士も落ちたものよのうと思いながら電話をきいていると、なにやら工事をあるセンターに登録したいのだがパソコンの使い方が分からないのだという。電話の向こうでアレコレ言われるのだが、私はユンボの操縦席、そんなもんさっぱりわからんかった。仕方がないので事務所にも用事があったので「帰宅してから折り返し電話します」と言って事務所のパソコン前にすわり、相手と同じ画面をだして順番に説明していく。だいたいこういうのはイージーミスが多いのでこういうやり方で案外解決するものだ。案の定、問題は簡単な所にあったので相手の税理士も難なくパソコンを使えて登録作業が出来たようだ。相手の税理士は女性の方で「どうもありがとうございます。助かりました!」と声高らかに喜んでいた。「いえいえ、うまくいってよかったですね。そんなことより今度一緒に食事でも…」と誘ってみようという下心も今回は出てこなかった。
 夜、お彼岸も中日が過ぎ、母がお供えしている供物を家族で頂きなさいと仏壇より「果物」を下げてくると、私の4人家族では『醜い果物争奪戦』が始まる。梨は嫁さんと私とユーマの好物。ブドウは嫁さんとハル。ミカンは全員、バナナは人気無し。と、こうなるともう家族の絆など皆目ナシに等しい。果物の入ったカゴは「ライオンの檻に入れたウサギ」のごとく凄まじい勢いでむしり取られ、最後にはムザンにも壊れてしまったカゴが一つ。だがこうして育った子供たちはその後世の中に出てもたくましく生きて行けるのだろうと安心してしまう私は大バカ者だ。
戻る輦