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 晴天とはこのことなりと言うほど、いい天気になった。夏真っ盛りってとこだろうか。
 今日は、ユーマの野球部『中体連』大会の決勝がある日だ。高城はベスト4進出で、印南と対戦することになった。ここまで来ると、相手も強豪ばかりであるが、無口でなんとなくだらけた雰囲気のある高城も今日はちがった。初回から点を奪い、大差を付けて圧勝したが、今回のこの試合はもの凄く疲れた試合だったと後に監督は言っていた。それはどんなに点を取られても、どんなにピンチになっても決して諦めずに相手に食いついていく相手の印南に精神的に疲れたのだそうな。なんでも諦めたらあかんってことか…。そして決勝戦。対するは『丹生』(にゅう)中学校。ところがこの試合も早々と2点を先制したらしい。というのも、私は今日、どうしても現場を離れられず、応援に行けなかった。そこで嫁さんにメールや電話でリアルタイムに情報を仕入れていたのである。途中、#6GMからもメールで情報の催促にきたが、こっちは戦争のような工事現場、メールも必要最小限でしか打電できなかったのである。時間は過ぎて夕方4時過ぎ、再再度嫁さんに聞いてみると、「負けた〜」と悲しい声だった。そう2-3と逆転されたのである。確かに強い『丹生』。結果的に準優勝だったが、県大会の切符は手に入れた。私は帰宅後、子供達は会食してくるらしいので、一人、手酌ビールで祝杯を挙げようと、いつものようにキュウリのぬか漬けを出していた。と、そこへ嫁さん帰宅。えらい早い。「あれ?みっちゃん、何してるん?これからみなべ町内で大人の祝賀会やで。時間がない。40秒で支度しな」と急に出動命令がでた。ホンマかよと、疑うまもなく、着の身着のままで出かけた。監督も今日のお酒はおいしいと、監督冥利につきていた。#3ヤッサン、#4ヨッチャン、#8ハルミクンも今日は最高の試合だったとグラスを傾けていた。午後9時、一次会はあっと言うに終わり、中途半端に火が付いた私たちは、このまま私の自宅で二次会をすることになった。途中、#4ヨッチャンのナビで買い物をすませ、私の自宅で急きょ二次会が開催される。そこで監督のいろんな話を聞くことができたが、私もすっかり酔っぱらっていたので、会話の内容など殆どわすれてしまう。たしか、背番号の意味がどうのこうの…。
 午後11時、二次会は終宴となり、奥さん方の運転で全員帰路についた。県大会は27日。
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