紀州鉄道の歴史年表

昭和 2年12月  鉄道敷設の申請を行う。
昭和 3年12月13日御坊臨港鉄道株式会社(資本金25万円)を創立
      24日 設立の登記を行う。
昭和 6年 6月15日 御坊駅・紀伊御坊駅間の運転業務を開始(1.74Km)
 運転開始当時、乗客一日平均四〇〇人、
 乗車質一日平均24円57銭
 貨物収入はこれとほば同額であった。
昭和 7年 4月10日紀伊御坊駅・松原口(西御坊)運転開始(0.90Km)
昭和 9年 8月10日日高川駅が営業を開始、日高川まで3.4キロが全通
昭和16年12月  財部、中学校前駅を不急不要駅として軍部の指示により廃止
昭和20年 3月13日日高川駅が空襲により大破、機関車・油倉庫が全焼
昭和22年 7月  21トン機関車を鉄道省から借用して配車した(従前は16トン車)
昭和24年 3月  鉄道省から借用していた21トン機関車を188万500円で買収
昭和24年 8月  日高川駅が再開
昭和25年 1月  日高川駅に木材チップ積込み設備を設置、貨物駅にもなる
昭和25年 6月 2日10トン積貨車5両を購入(75万)
昭和25年 6月15日旅客用ガソリンカーの運転開始
昭和25年12月25日41000系、定員127人乗りの大型ガソリンカーを国鉄から購入(160万円)
昭和28年 7月18日 水害により大打撃を受けほぼ全線の路盤が流失
 復興費の2割、220万円の国庫補助を受けた
 復旧費として、私鉄債2、400万円を借り入れた
昭和30年 2月 5日日高川駅まで、1年7カ月ぶりに再開通した
昭和30年 6月  大和紡績和歌山工場(美浜町吉原)までの専用線完成
昭和36年 4月13日 25年度から35年度まで11年間、無事故で運転成積優秀のため
 大阪陸運局長から表彰を受ける
昭和45年 3月 2日  労働組合員17名が、15,000円の賃上要求ストを開始
 5月17日まで続いた
昭和47年11月末  40万総株のうち21万株を磐梯電鉄不動産会社(東京)が取得
 同社の柏茂美社長が社長に就任
 (この時の経営状況は赤字3,300万円、借入金6,000万円)
昭和48年 1月 1日紀州鉄道株式会社と改称
昭和48年12月16日運賃値上げ(御坊駅→紀伊御坊60円、西御坊70円、日高川80円)
昭和53年 3月   創業50周年記念乗車券を発売
 全国の鉄道愛好家に大好評で約2万組、2千万円を売り上げた。
昭和54年 8月10日学門駅を復活
昭和54年 9月21日紀伊御坊駅新駅舎オープンする(一階平屋鉄筋づくり)
昭和59年 2月  国鉄の貨物合理化により貨物営業廃止
昭和59年 6月  大和紡績への専用線廃止(0.85Km)
平成 1年 3月31日西御坊−日高川間が廃止





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