祭歳時記




御坊祭に参加する

  上組の祭組織





・氏子総代  地区(氏子組)の代表です。上組(椿)地区に生まれ育ち、長年にわたって地区に 貢献して来た人の中でも、特に地区を代表すると言える人の中から選ばれます。
上組では2名を選んでいます。
・行司  祭の行事一切を取り仕切り、祭の責任を負います。地区に長年住み長年にわたって 祭に参加し、祭を支え、慣習等を知り尽くした人を選らびます。
 上組では3名、その中でも最先任が特に「筆頭行司」と呼ばれ最も権威を持ってい ます。
 各組との横断組織として「行事会」があり、祭全体のスケジュール等の調整を行い ます。
・取締(世話人)  参加者の中で、大体35歳以降の人達です。祭の世話役として若衆の相談に乗った り、アドバイスを与えます。
 祭では、主に最も大事な道具である「屋台」を担当します。
・若中  高校生〜30歳過ぎの文字通りの若衆です。祭の働き手です。その担当も「乗子」 等の子供の世話、「獅子」、「幟(のぼり)」や「四ツ太鼓」と多岐にわたっていま す。
 この若衆の多さが組の実力に繋がるため多くの人を集めようと日々スカウト活動を しています。
若中の各組横断組織として「若連会」があり、4日夜の「四つ太鼓合同行進」を主催 し、また、各組間のトラブル対応を行います。上組では若衆のうち上位8人が会員と なっています。また、若連会員を「若連」とそれ以外の若中を「若頭」と呼び分けま す。
・子供中  子供たちにも祭に参加する資格があります。幼稚園児は「子供奴踊り」、小学生は 「乗子」「笛」「纏持ち」「子供四つ太鼓」の担ぎ手といろいろ仕事があります。
・参加資格  祭が好きであれば参加資格は問いません。
 上組(椿)地区の人ばかりでなく、神戸・大阪に出た人や地区近辺に移り住んだ人 、地区に縁もないが上組・御坊祭に魅せられた人達です。本当に祭が好きな人ばかり で、行政の人間やイベント会社関係等はいません。







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