参 加 各 組 の 紹 介 |
氏子組とその気質
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氏子は、地区毎に分かれた「組」という単位で祭に参加しています。この組の持つ地区域を地下(じげ)と呼びます。祭参加者の地下を思う気持ち(地域愛・身内意識)は相当なものとなり、それがもとで他の組との間において諍い・喧嘩が多発します。ゆえに御坊祭は別名「ケンカ祭」とも呼ばれ、過去には騒乱罪が適用されるというような大喧嘩も起きました。いまでも、機動隊が出動し警備するものものしさの中で祭が行われます。 |
上組 |
組印は八幡宮の「額」で奴踊りと獅子舞いを奉納します。小竹八幡社の元宮を領域に持つため御輿副(みこしぞえ)の役割を持ちます。御輿副とは、神輿の警護的役割を持ち、渡御の際には上組だけが神輿の前を行き、また宮入りにおいても常に最後に上組が入ります。言わば、祭の主役ともいえる地位にあります。そして奉納が終わると、御輿と供に一旦、芝に出てまた戻ると祭は終了します。上組が宮入りを終えて地下に戻ることは祭が終わってしまうことであり本当に物悲しくなります。 |
中組 |
組印は「盃」で奴踊りと獅子舞いを奉約します。地下(じげ=自組の地域の事)に小竹八幡神社があって宮本の権限があり、宮入りは常に一番最初に行います。 |
下組 |
組印は「雀」で雀踊りと獅子舞いを奉納します。 |
濱之瀬組(はまのせぐみ) |
組印は「お多福」で奴踊りと獅子舞いを奉納します。 |
御坊組 |
組印は「鳥居」であるが四ツ太鼓の天幕・傘鉾等には、蛇(じゃ)が刺繍されています。獅子舞いと奴踊り、そして宿老による、けほん踊りを奉納します。 |