小中一貫教育研究主題


ふるさとを愛し、心豊かに、たくましく生きる児童生徒の育成
―小中学校を一貫した、教育課程・指導方法の工夫、改善を図る実践を通して―

「生きる力」を育てるための小中一貫教育の必要性
  大塔地域は、東西約22q、南北約18qに広がり、総面積は219.06平方キロメートル(大阪市とほぼ同じ)ではあるが、過疎化による児童生徒の減少により、幾度かの学校統廃合を経て、校区内には現在3小学校、1中学校がある。
  鮎川地区には鮎川小学校と唯一の中学校である大塔中学校が隣接している。富里地区に富里小学校、三川地区には三川小学校があり、複式学級で授業が行われている。
  富里・三川各小学校の児童は、スクールバスで通学しており、中には23qの道のりを通学してくる児童もいる。大塔中学校の生徒の中にもスクールバスで約20qの道のりを通学してくる生徒がいる。
  これまで、各小・中学校では、豊かな自然や、文化の残るふるさとを核としたふるさと学習を行ってきた。各学校それぞれの取り組みは充実しており、豊かな自然を生かした体験学習や、地域の方々をゲストティーチャーに招いてのディスカッション、伝統食の継承など多彩な学習を展開し、成果をあげてきた。しかし、校外生活に於いては、地域の人の生き方や考え方に触れる機会が少なくなっている。
  また、各小学校間では、合同行事や修学旅行などでの交流を行っており、中学校入学後もすぐにうち解け、和やかな雰囲気になるが、その反面、中学校生活の情報が少ないため、不安を抱く児童生徒も見受けられた。

事前に実施したアンケート調査から
1.与えられた課題には、興味関心を持って取り組むことができる素直さを持っているが、自ら求めて
  課題を設定し、追求していく力が弱い。
2.「自分が好きですか」「自分の良い所が分かりますか」等の設問に対して、学年が上がにつれて、
  否定的傾向が強い。
という児童生徒の実態がみられた。

 上記のような理由から、統一したカリキュラムを基に学習指導の継続や児童生徒の能力開発の連続性を図り、且つ小学校から中学校への移行をスムースに行うためにも、9年間を見通した「生きる力」を育てるための小中一貫教育として、『ATOM学』を設定した。 

メインメニュー

小中一貫教育研究
平成15〜17年度