■富士山の情報
<富士山の基礎知識>
出現 : 今から約30万年前
最後の噴火 : 宝永4年11月22日(1707年)
標高・周囲 : 海抜3776m(剣ヶ峰)、周囲120km
形態 : コニーデ型、幼年期成層火山
名称 : フジ(アイヌ語で火の意味)
<ご来光>
7月は午前4時30分前後、8月は午前5時前後にご来光が見えます。
また、朝夕の天気が良ければ「影富士」の現象を見る事が出来ます。
<お鉢めぐり>
山頂噴火口の8連峰を1周(約3km)するコースで、所要時間は約1時間30分。
南・中央・北アルプスや遥か伊豆大島、伊勢志摩を望む事も可能。
日本一の展望を楽しめます。
<山頂の温度は?>
5合目から徐々に高度があがるにつれて温度も下がって来ますが、
8合目あたりでは特別寒さを感じる事はありませんが、さすがに半
袖・半ズボンではおられなくなります。
ご来光を見る時間では、0℃前後となりますので、フリースやジャ
ケットは必需品といえます。
(特に朝夕が冷え込みます。雨の日も寒さを感じます。)
<高山病>
症状は人によって様々で、頭痛・腹痛・めまい・むくみ・吐き気・息切れ等
老若男女登山経験に関係なく発生します。
(寝不足や疲れなど、当日の体調により症状が出る時もあります。)
酸素を吸えば少しは楽になりますが、根本的に直るわけではないので
高度を下げるしかないです。
コツとして5合目や8合目で十分に時間をとり体を順応させる事です。
<登山道と山小屋>
山頂への一般的なルートは4つあります。
@吉田口、A須走口、B御殿場口、C富士宮口の各登山道があるが、
北口の吉田口登山道と東口の須走口登山道とは8合目で合体し1つに
なる為、山頂まで達するルートは3本という事になります。
5合目から山頂まで、平均すれば高度差1500m、道のり6000m、
所要時間5時間の道程です。
登山道以外の所でも一見登れる様に見えるが、落石の危険があるため、
指定の登山道を歩きましょう。
その登山道に沿って点々と山小屋がありますので、小屋を目印に、目標
としながら山頂を目指しましょう。
山小屋に宿泊される場合は事前に予約する方が良いです。
(ほとんどの山小屋は、カレー1杯と弁当付7000円以上で、しかも寝床は
すし詰めになることを覚悟して下さい。)
<持ち物>
NO | 装 備 | 備 考 |
1 | キャップ、ハット | 風に飛ばされない工夫を |
2 | グローブ | ケガの防止と防寒用に、軍手は雨に濡れると使えない。 |
3 | 雨具 | 防寒着のかわりにも使用します。セパレートタイプの物 |
4 | シャツ | 汗をかくので速乾性の物 |
5 | ズボン | 速乾性の物、綿製品はダメ(乾きが遅いため体温を奪います。 |
6 | アンダーウェアー | 吸水・速乾性の肌着 |
7 | サポーター | 膝・ふくらはぎ・足首用あれば翌日が疲れが違います。 |
8 | 登山靴 | 運動靴はダメ、靴底がしっかりとした足首のカットの高い物 |
9 | ソックス | 登山靴用の厚めの物。綿はダメ |
10 | ザック | 25〜40リットル |
11 | 水筒 | すぐ飲めるようにザックから外に出して下さい。 ペットボトルを入れる保冷ケースを使用すると便利です。 |
12 | ストック | ストックは脚の負担を軽くします。2本ある方がバランスをとり易いです。 |
13 | 非常食 | |
14 | 地図とコンパス、ガイドマップ | |
15 | 行動食 | 歩きながら食べれる高カロリーなもの |
16 | タオル、バンダナ | いろいろと使えます。風が吹くと砂埃がすごいです。 |
17 | ヘッドライト | 8時間以上持つもの |
18 | 救急薬品セット | バンドエイドや胃薬など |
19 | ビニール袋 | ゴミいれ、濡れた着替え入れに |
20 | ロールペーパー、ティッシュ | 水溶性のものを使用して下さい。 |
21 | フリース、セーター | 寒い時に着ます。かさばらない物 |
22 | あれば役に立つ物 | サングラス、ロングスパッツ、防寒用の帽子やイヤーウォーマー、テルモス クツヒモ、ザックカバー携帯酸素、日焼け止め、健康保険証のコピー |
23 | その他の用品 | サバイバルシート、ツールキットなど |
■富士山の関連ウエーブ
◆富士山のオフィシャルサイトです。富士登山総合情報があります。
◆富士宮市のホームページです。富士山情報があります。
◆富士の国やまなし観光ネットのホームページです。
◆「あっぱれ富士登山」 富士登山のいろいろな情報があります。
◆「フジヤマNAVI」 富士急の富士登山サイトです。
◆富士山表富士宮口登山組合のホームページです。
◆富士吉田市 富士登山オフィシャルサイトです。