月1回会員の皆さんに対しておしゃべりしている様なものがこの文章です。
タメになることは何も書いていないのが恐縮ですが、少しのあいだ耳を傾けてもらえれば、このうえない幸せです。


■2018年<目 次>
1月号 お休み 2月号 串本・立岩巻 3月号 お休み
4月号 一願寺のからし地蔵 5月号 熊野水軍・安宅氏山城巡り 6月号 お休み
7月号 大峰山 8月号 山里のパン屋さん 9月号 お休み
10月号 屋久島トレッキング 11月号 スーパーカブお遍路旅 12月号 清姫道

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2018年 12月号   ●清姫道

清姫道 山と高原地図51「高野山・熊野古道」に清姫道が載りました。
清姫道って何?と思われる方も多いので説明しますと、道成寺物語の主人公
の清姫が住んでいたとされる屋敷が中辺路町真砂にあり、その裏山から一本
道の尾根道を約4キロ行くと潮見峠に着きます。
この山道を通称「清姫道」と言います。

2000年から毎年開催されている熊野古道中辺路マウンテンランレースという
トレランのコースとして整備したのが清姫道という事になります。
2018年春に新たに発行された冊子36ページに詳しく載っていますのでご覧
下さい。

清姫道の途中には、熊ガ岩イルカ岩の名所もあり中々のものです。また、潮
見峠は熊野古道の中でも重要な場所で、大阪から熊野詣をする旅人が、ここ
か聖域とされる山の中に入る(最後に海が見える)場所であり、豊臣秀吉軍の
州征伐
の古戦場跡でもあり、清姫が安珍を追いかけて通った場所でもあります。

このロマンあふれる古道に是非行って見て下さい。

清姫道 清姫道 清姫道 清姫道


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2018年 11月号   ●2018年スーパーカブお遍路旅

お遍路 10月の初めの事、恒例になったスーパーカブ四国お遍路旅も今年で
5年目となり、いよいよ愛媛県に突入し、44番大寶寺(だいほうじ)か
ら64番前神寺まで廻り、途中、松山では朝一に道後温泉に立ち寄り
ホッこりさせてもらいました。

さて、今回のお遍路旅の難所である60番・横峰寺などは、石鎚山の
中腹にあり、標高750mの奥深い山の中にひっそりとたたずむ境内
には霧がかかり、霊験あらたかという言葉がぴったりな雰囲気が漂っ
ていました。

お遍路と言えば、菅笠、白装束、和袈裟、金剛杖ですが、僕達といえ
カジュアルなスタイルで、お賽銭を入れて手を合わすだけの自分流
です。
お遍路
1年1回2泊3日の予定で、現地までスーパーカブを軽トラで運び、小
回りのきくカブで散策する方法ですが、大きな街では道迷いで何度も
行ったり来たりとなかなか目的地にたどり着けず、時間ばかりかかっ
てしまい計画通りにいかない事も・・・。

しかし、これもまた気ままに廻るお遍路旅の醍醐味とし、残された65
番からも豪放磊落に行きたいものです。


<写真上:横峰寺 下:仙遊寺にて記念撮影>

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2018年 10月号   ●屋久島トレッキング

屋久島 久し振りに屋久島へ縦走登山に行って来ました。

9月7日、淀川登山口に着いた頃には本格的な雨が降っていた。
荷物をまとめ足早に出発するが、秋雨前線が停滞している事から
止む気配がない。

翌日も午後からは叩きつける猛烈な雨の中を黙々と宮之浦岳を目
指すが視界が悪くせっかくの絶景がない。登山道はもはや川とな
り、雨具の下にも湿り気が・・
屋久島 また雨かよー!」とつぶやく。ひとつふたつ根っこや岩を
越え、花之江河から宮之浦岳に着き、そして目的地の新高塚小屋
にもぐり込む。高塚小屋まで足を延ばしたかったが雨脚が強く大
事をとって宿泊する。
屋久島
最終日も僕らの期待とは裏腹に雨・・。縄文杉からウイルソン株に
下って来た頃には、大勢の登山客とすれ違い、大株歩道ではちょ
っとした渋滞まで起こっていた。
すれ違い様に現地のガイドさんから「白谷は増水して危険なので
荒川に下山して下さい」とアドバイスをもらいコースを変更する。
トロッコ道を荒川登山口まで歩き今回の縦走登山は無事終了しま
しました。

今回で、5回目となる屋久島登山は9割雨に見舞われるが、世界
遺産の島(東洋のガラパゴスとも言う)を十分堪能できた。
苦労して登った山ほど格別で、思い出も大きい。不思議とまた行っ
てみたくなるのは僕だけでしょうか?

<写真上:雨の大王杉 下:新高塚小屋のヒメシャラの木>

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2018年 8月号   ●山里のパン屋さん

パン屋さん 旧熊野川町九重に「むぎとし」と言う前から気になっていたパン屋さんに行っ
て来ました。

個人的に少し酸っぱいハードパンが好きで、どんな人がどんなパンを焼いて
いるのか興味があったからです。土日の12時開店で売り切れると閉店とい
う分かりやすい営業時間なので、逆算して田辺から1時間半前に出発し念願
だった店にたどり着きました。

店主のこだわりである安心安全で美味しい本物のパンを提供したい思いで
、小麦からその土地で育て全粒粉100%を使ったという本物の味を食べる
パン屋さん 事が出来大変満足な1日でした。
1.2cm位に切って軽く焼きマーガリンを塗って食べるのも良し、チーズを挟ん
で食べるのも良しと、ワインにも合うのでついつい食べ過ぎてしまいまいます。

熊野川にある山里のパン屋さん、この時代に求められる本物を味わう事の出
来る店です。少し足を伸ばせば、有名な丸山の千枚田、湯の口温泉、赤木城
跡がありますのでコースとして一度歩いて見て下さい。


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2018年 7月号   ●大峰山

大峰 6月の始め、登山ガイドの仕事で大峰山の洞川〜山上ヶ岳〜大普賢岳
〜行者還岳〜弥山〜天川川合を2泊3日で案内して来ました。

小篠宿で出合ったお坊さん2人とたまたま弥山小屋の夕食が一緒だっ
たことから挨拶したところ、話しが弾みたわいの無い話をしていると、お
付きの若いお坊さんが、「こちらは柳澤眞吾先生です。」と教えてくれま
した。
何も知らない僕らは想像するのに偉いお坊様とだけは分かったので「失礼
ですが、柳澤先生はどのような方ですか?」と聞いてみると「大峰千日回
峰行
を達成された方です。」とだけ言われました。「千日回峰ですか・・?」

大峰千日回峰とは、吉野の蔵王堂から山上蔵王堂まで往復48キロの山
道を戸開期間中(5/3〜9/22)の143日を1日も休まず、8年かけて満
行する行の事。
そう言えば今朝、小篠宿でお経を唱えていたのに遭遇したが、なんとなく
空気が違っていたような・・。一緒にオーストラリア人が先生に、「山を歩
いている間は、行のようなもので色々と考えが巡ります。」と言うと柳澤先
生が「そう、力をもらえますね!」と・・。
「明日はどこまで行かれますか?」と聞けば「今回は釈迦ヶ岳までです。」
「私達は天川川合までいきます。」と、ほんの20分程の時間ですが、今
思うと凄い方に出合ったのかとつくづく思いました。

大峰から帰って柳澤先生の事を調べてみると、現在70歳で金峯山寺副
住職で成就院住職、25歳で吉野山金峯山寺に入寺し、35歳で大峰千
日回峰行を戦後初めて満行されたという方でした。大峰千日回峰行を達
成されたのは2人しかないとか。
うまく説明できませんが、今回の出会いに感謝するばかりでした。

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2018年 5月号   ●日置・熊野水軍安宅氏山城めぐり

八幡山城跡 4月29日に日置川の安宅に点在する戦国時代の山城を「ひきがわ歴
史クラブ
」の方々に案内していただきました。

なかでも八幡山城跡にはビックリさせられました。それは標高83m、
南北200m、東西120mの小高い山に、横切と堀切を設ける事で敵
からの攻撃を困難にし、一の曲輪・二の曲輪・三の曲輪や虎口(城の
入口)はっきり残っていて、想像するだけでワクワクさせられたもので
した。
鎌倉時代後期に熊野水軍領主として、この地を治めた安宅氏の詰城
八幡山城跡 と暮らしぶりが少し垣間見たようで、その立派さに何度も驚かされまし
た。

帰りはさらに住民交流センターから安宅峠を越えて周参見駅までハイ
キングしました。
この道は、昭和30年頃まで生活道として使っていた道で、当時、日置
の人が周参見に一軒だけあった映画館に映画を見に行った事や行商
のおばちゃんが毎日通った話を聞き、感慨深い思いをしました。
峠ではミツバツツジが咲き、周参見の街と稲積島が見え、本当に気持
ちの良い1日でした。

安宅城跡をまだ見た事の無い方は是非行って見て下さい。

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2018年 4月号   ●一願寺のからし地蔵

一願寺 先日開催された熊野古道中辺路マウンテンランレースが、今年で1
0年目となりました。コースは栗栖川の総合グラウンドをスタート・ゴ
ールに小皆〜門谷〜潮見峠〜射森峠〜西谷〜真砂〜潮見峠を通
ります。

コース上にある西谷の「一願寺(正式名称は福厳寺)」のからし地蔵」
さんの事。
一願地蔵は当初、今の熊野古道潮見峠越えの中間地点辺りの茶屋
横にあったが熊野古道が途絶えたことから射森峠(現在の県道平瀬
上三栖線)に移転し、当時は相撲の土俵もあったと聞きました。
からし地蔵 地元の西谷地区と上野地区の人達がお世話していたところ、昭和3
0年頃に富田川沿いに国道が出来たことで、またそこも人通りが少
なくなり、福厳寺の住職が境内にお祀りし、和尚の好物のからしとお
酒をお供えしたことから現在に至ったと聞きました。

気がつけば私も最後の厄年、大会前に厄除祈願をしてきました。
願い事が一つ叶うという一願寺(からし地蔵)さん、つい欲張りなことか
ら二つ願い事をしてしまいましたがご利益ありませんよね〜。



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2018年 2月号   ●串本・立岩巻

立岩巻 串本の駅前にある潮ざきの「立岩巻」、知っている方も多いと思いま
すが、めちゃ・・美味しいです。初めて食べた時には、ほんまにほっ
ぺたが落ちました


串本町のお土産としてホームページで次のように紹介されています。
「串本の名勝、橋杭の立岩をお菓子に移して、名物立岩巻として作
り上げました。新鮮な地鶏卵と最上の和三盆糖、三年熟成本みりん
にて風味豊に仕上げた生地を、職人が、一枚一枚手焼きする事に
よってさらに味わい深い生地に仕上げました。
餡(あん)は厳選された北海道大粒小豆(豊祝)を何度も水にさらし、
あく抜きをして、口どけの良いさっぱりとした、さらし餡に仕上げてお
ります。」

味は餡とカスタードの2種類ありますが、夕方行くと売り切れている
事もありますので早い目に行く事をお勧めします。
洗練された店構えもさることながら、美味しいものに出会える事は何
よりの幸せです。

串本町に行かれた際は、是非買ってみて下さい。何度食べても納得
の美味しさ
に感動します。

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