絶望〜青い果実の散花〜
1999.11.15
ティッシュの残りを確認しましょう…

ブランド名 スタジオメビウス 評 価
ジャンル アドベンチャー 総合 [ 6点 ] ★★★★★★
発売日 1999/9 システム [ 6点 ] ★★★★★★
標準価格 \8,800 シナリオ [ 2点 ] ★★
つっこみ川柳 CG [ 7点 ] ★★★★★★★
また気絶? 若い女性は 気が弱い 音楽 [ 7点 ] ★★★★★★★
Hシーン [ 7点 ] ★★★★★★★

■概要
 目的は少女を監禁、凌辱することのみ。学園をメインに主人公があの手この手を使って女性を
監禁していきます。ラブラブ要素は一切無く鬼畜に突っ走った作品です。

 前作の「悪夢」はキャラの可愛さとシチュエーションが受け、かなりの本数を売ったのだがプレイ後
の評判が著しく悪かった。ただHをするだけ。それにHシーンがワンパターンだったからだ。
 今回の「絶望」も販売本数自体はこみパやKanonに匹敵するくらい売れたと言われているが内容
は前作と比べどう変わったか注目された。

■システム(6点)
<★★★★★★
 ずばり、悪夢にゲーム性を加えただけです(笑)
いや、ホントはもっと色々と手が加わっているんですけど要はそんなものです。
 前作の悪夢は初めから少女が監禁されていて、それをただいたぶるだけだったのだがこの作品
は移動型のアドベンチャーゲームに変わっています。いたぶるのは同じですけど。

 ゲーム期間は7/12〜7/31の約20日間。少女を監禁するためにはイベントを次々とこなしてい
かなければならないが、ヒントのような機能がいつでも使えるのでたいていのキャラは監禁する事
が出来ます。
 なお、誰か1人のEDを見ると新しい選択肢が増え、攻略できるキャラが増えます。

 しかし、いくらヒント機能があると言っても全員クリアするにはかなり難しいでしょう。さらに全CG
回収となると攻略がないとまず無理です。ちなみに攻略対象キャラは約30人。それプラスビデオ
に登場するキャラが12人。それプラス複数のキャラということで、女性陣は全員で約50名ほどと
すごい人数。

 セーブ数は全部で16ヶ所でしたがちょっと少ない感じ。セーブ&ロードは移動中のみ可。
 CG、サウンド、Hシーンの鑑賞モード有り。鑑賞モードは誰かのEDを見ないとメニューに出て
きません。

 ゲーム中に右クリックするとメッセージスピードやフォントなど細かいところを変更することが出来
ます。これはKanonの右クリックの仕様と非常に似ています。まあ同じビジュアルアーツ系ですので
似ていて当然ですが。

 画面サイズはフルスクリーンと標準スクリーンを選べます。キーボードのみでの操作可能。
メッセージスキップも完備。動作に関しては画面切り替え時にちょっとまたされる感じがしました。
演出なんでしょうけどイライラします。

■シナリオ(2点)
★★
 悪夢の主人公が死刑になったがこの世に未練を残して幽霊となって戻ってきたという内容。
前の部下3人も幽霊になり主人公の手助けをしてくれます。
 ゲーム性が高いだけに日常で読ませるシーンというのは少なく、さらに目的が監禁してヤるだけ
なので中身の詰まったシナリオというわけではないです。
 エンディングに関しては各キャラ毎に用意してあり見応えはあるかと。

■CG(7点)
★★★★★★★
 キャラはどちらかというとロリキャラですね。背景もまあまあで平均点以上は取ってあります。
ただ、キャラデザは私は悪夢の方が好きでした。それと塗りがいまいち私の肌に合いませんでした。

■音楽(7点)
★★★★★★★
  BGMはWAVEで演奏され全部で20曲。そう、WAVEファイルです。だけどFresh!のように一曲
一曲が短くありません。きちんとしたBGMになっていますがなにせWAVEファイル。ファイルサイズ
が大きい。短い曲で1MB、長い曲になると17MBも一曲に費やしています。BGMフォルダだけで
204MBなのでHDDの残り少ない人にとってはつらいか。しかしながらMIDIのように音源に頼らず
いい音が出るので一長一短でしょう。
 曲自体はメリハリが利いていてなかなか良かったです。何曲かは悪夢の曲がアレンジされて使
われています。

 音声はHシーンで女性キャラのみ入ります。声優さんのレベルは普通かと。なにせ攻略対象
キャラが多いので声を聞き分けられなかったです。たぶん同じ人が複数のキャラを担当しているん
でしょうね。でなければお金がかかりすぎるので。

■Hシーン(7点)
★★★★★★★
 女性は全員処女という設定でキャラ毎に3パターンHシーンが用意されています。
H1回目=「いや!なにするの!」
H2回目=「うう、お願いだからやめて下さい」
H3回目=「・・・(精神崩壊)」
 たいていのキャラがこのパターンをたどっていきます。

 CGですがHを重ねる毎に女性がどんどん脱いでいきます。服を着たH→下着H→裸Hというふ
うに。同じアングルからなので回数を重ねる毎に新しい体位になるということはありません。

 しかしながら攻略対象キャラがかなり多いので色々なバリエーションが楽しめます。感心したの
はHシーンのセリフなどのシナリオ。よく書き分けたものだ。

■総評(6点)
★★★★★★
 プレイする前まではどれほどダメゲーかと思っていたら思ったよりは良かったです(笑)
キャラが多すぎるので全部同じに見えるのかなと思ったら各キャラがきちんと特徴を付けて書き分
けていましたしHシーンもキャラによって差があるもののきちんと盛り上がりました。
 ただ、監禁するまでが大変でした。このキャラを監禁しないとこのキャラは落とせないというふうに
制約されるのが結構あって。

 それと移動が非常に面倒だったです。いちいち「移動する」というのを選んでからあちこちに行く
のだがひとっとびで移動することが出来ない。裏庭→グランド→校門→駅というふうに手順を踏ん
でいかないと行けないので。しかもその度に「移動」コマンドをクリックしなければならないので
ゲームテンポが非常に悪かったです。

 このソフトは「可愛い女の子を泣かせてやる!」という人向け。Hシーンをばりばり見たいという人
にも良いかもしれません。ただ、自力で完全攻略はかなり難しく、ダメだと感じたらとっとと攻略サイト
に行って攻略をDLしてくるのが吉。

 キャラデザを悪夢の人にして、移動をもっとやりやすくし、さらに難易度を下げれば18禁屈指の
ゲームになっていたかもしれないと感じるのは私だけでしょうか。
 そうそう、ゲームスタート時に「登場キャラは全て18歳以上です」と表示されるがどう見ても半数
以上はその年齢に達していないような気が…。「柏木初音 15歳 高校1年生」と堂々と書かれて
いた時代が懐かしい(笑) 

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