Wing&Wind
2001.10.19
情感がこもっていない!

ブランド Clear 評 価
ジャンル アドベンチャー 総合 [ 5点 ] ★★★★★
発売日 2001/3 システム [ 8点 ] ★★★★★★★★
価格 \8,800 シナリオ [ 5点 ] ★★★★★
対応OS Win95/98/Me/2000 CG [ 7点 ] ★★★★★★★
修正ファイル 誤字脱字/シナリオ/効果音/
フォント/スキップ/インストなど
音楽 [ 8点 ] ★★★★★★★★
Hシーン [ 3点 ] ★★★

注:修正差分ファイル(Ver.1.01b)をインストール後の評価です。

■概要
 とある田舎町を舞台にした死なない女性をメインにおいた純愛アドベンチャー。
ClearはこれがMoon Lighに続く二作目です。

■システム(8点)
★★★★★★★★
 流れはごく普通のアドベンチャー形式なんですけど分岐がシビアで難易度としては中の上。
ゲーム期間は8月中旬から約10日間で攻略対象キャラは4人です。

 操作性は良好でセーブや画面の切り替えにF2などファンクションキーが割り振られていてワン
タッチで操作することが出来、また、オートプレイモード(自動テキスト送り)には細かい速度調整
が可能ということで安心して文章を読めます。
 残念なのはセーブがキーのみで出来ない点です。せっかくF2キーでセーブ画面を呼び出せる
のにそれ以降はマウスでないと受け付けないってのが詰めが甘い。他には既読判定がイマイチ
だったかなと。

■シナリオ(5点)
★★★★★
 両親を事故で亡くし、その後産まれ育った町を離れた主人公に従姉妹から遊びに来ないかと
誘いの手紙が届く。久々に故郷へ帰った主人公に新たな出会いが…。

 序中盤は各ヒロインとの交流で感情移入を高めようとしているんですけどはっきり言って退屈
でした。盛り上がり所がないし、かといって萌え萌えになるわけでもないし。ついつい画面の前
でウトウトすることも。

■CG(7点)
★★★★★★★
 原画はKEG氏。後日Remainから発売されたトロワも氏が手がけています。特徴としては…
これと言ってないですね。ロリでもなければリアル系でもない。当たり障りのないキャラデザ
ということで。
 惜しいのが背景。建物は比較的綺麗に描かれていますが自然の森や川などもっと細かく
描いてもらいたかった。

■音楽(8点)
★★★★★★★★
 演奏はCD-DAで23曲に歌が2曲の計25曲。全体的に安心して聴くことが出来るレベル。
お気に入りは「pastourelle」「私は…」「競技大会」「少し夏ばて」の4曲。「pastourelle」と「私
は…」は落ち着いていてまったりする感じ。「競技大会」はFFの飛空艇に乗っているような躍動
感のある曲。「少し夏ばて」は田舎っぽいメロディーに途中から木琴が入るのが珍しくて好き。
 歌の方は前作と同じくパッとせず、一度聴いたくらいでは覚えられなかったです。

 音声は一切入っていません。でもこの作品は入れても良かったかなと思います。
残念なのが効果音の使い方で全然入っている気がしませんでした。これに比べると痕なんか
はめちゃくちゃうまかったなと改めて思います。

■Hシーン(3点)
★★★
 純愛系なので鬼畜的要素は一切無し。さらに序中盤はサービスシーンが全くないのであまり
期待しない方がいいでしょう。この手の作品にはよくある、最後に仲良くなって結ばれるという
パターンですね。でも一応ヒロイン一人につきダブルヘッダーになってますのでなんとか合格と
言った所でしょうか。

 希望としては若菜の友達三人集と若菜の母、未雪さんとも楽しみたかったなと。特にベテラン
の未雪さんとならかなり濃いのが期待出来たんですけど。ベテランと言えばメインヒロインの沙夜
とも濃くは出来たハズなんですけどそうしちゃうとイメージが崩れるから無難に収めたのかな。

 あとHシーンの回想モードがついているのでクリア後も安心。でも濃くないから使えるかどうか
はその人次第。

■総評(5点)
★★★★★
 不死のヒロイン、紗夜がこの物語の大きなポイントになっているのですが最後の山場に持って
いくまでの過程があまり面白くありませんでした。つまり、序中盤が退屈だったということです。
最後のオチはどのキャラもいいだけに惜しい。
 それ以外の不満点は難易度が高くてスムーズにプレイ出来なかったという所。オーバーフロー
といいなんでそんなにそんなに難しくするんでしょ。

 お気に入りキャラはパチモン巫女で幼なじみの霞。なにかと主人公に食ってかかるけどエチの
場面で素直になってカワイイかなと。あと従姉妹で妹キャラの若菜もハンカチかじってあえぎ声
を押さえるシーンがかわいかったです。

 前作Moon Lightのデキが良かったので今年の隠れ一位はこれかと思ったんですけど残念な
がらそうはなりませんでした。二つ続けて良作を出すのは難しいということなんでしょうか。

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