| Kanon
1999.6.26 |
|||||||
| 起きないから、奇跡って言うんですよ | |||||||
|
|
|||||||
| ブランド名 | Key | 評 価 | |||||
| ジャンル | アドベンチャー | 総合 | [ 9点 ] | ★★★★★★★★★ | |||
| 発売日 | 1999/6 | システム | [ 9点 ] | ★★★★★★★★★ | |||
| 標準価格 | \8,800 | シナリオ | [ 10点 ] | ★★★★★★★★★★ | |||
| つっこみ川柳 | CG | [ 9点 ] | ★★★★★★★★★ | ||||
| 一番の 謎は水瀬家 ビンの中 | 音楽 | [ 10点 ] | ★★★★★★★★★★ | ||||
| Hシーン | [ 1点 ] | ★ | |||||
|
|
|||||||
■概要
季節は冬。7年前に住んでいた北国に戻ってきた高校生の主人公。
この街を舞台に色々な物語が展開されていくという内容。
ONE〜輝く季節へ〜(C)Tacticsのスタッフがほぼそっくり制作に携わっています。
なぜTacticsから移ったかというのはもうみなさんご存じでしょうからここでは説明しません。
と言うのでは腑に落ちない方もいるので少しだけ。なにやらTacticsから移動の際、ひともんちゃく
あったのは確かです。はい、ここまで。
しかしTacticsの新作『鈴がうたう日』とKanonの発売日がほぼ重なったのに因縁めいた物を感じる
のは私だけだろうか。
■システム(9点)
★★★★★★★★★
流れはONEそのもの。物語を進めていき途中の分岐で行動を選ぶというタイプ。
ゲーム難易度は低めでお目当ての女性の好感度が上がるような選択をすればまずハッピーエンド
を迎えられるでしょう。攻略対象キャラは5人ぐらい、と言っておきましょう。
セーブは全部で24ヶ所。ちょっと少なく感じました。30〜40ぐらいあってもいいかなと。
いつでも出来るセーブ&ロード、CG・サウンドの鑑賞モード有り。Hシーンの回想は無し。
CG達成率も表示されるので読んでいないシナリオがあるかどうか発見しやすい。
メッセージスッキプ完備。未読もスキップと未読はスキップされないとを選べます。
画面サイズはフルスクリーンと通常ウインドウの選択可能。
ゲーム中の動作はとても軽く、細かい各種設定ができるので不満点は無しと言いたいところですが
実はキーボードではメッセージスキップ以外の動作は出来ません。これはとても不便。
せめてスペースキーでの文章送り機能は付けて欲しかったです。
それと読み返しが出来ないのも不便に感じました。
■シナリオ(10点)
★★★★★★★★★★
涙なくしては語れません。涙腺の弱い私にとってあゆと真琴シナリオはかなり泣きました。
ONEと同じように前半は軽いギャグなどを混ぜて楽しくして後半は一転シリアスな展開になります。
各キャラの設定などもとても良くできていて口癖も健在。
一人当たりのシナリオの量はかなりのもの。中身もどんどん引き込まれていくので飽きが来ません。
文章の表現力も豊かでレベルの高さを感じられます。
それとこんなにテキスト量や分岐が多いのにつじつまの合わないシナリオが無いというのはすごい。
相当に時間をかけて制作したんでしょう。
■CG(9点)
★★★★★★★★★
原画はONEと同じ樋上いたる氏。大きな目が特徴ですね。このキャラデザ、初めての人には馴染め
ないかと思いますがゲームを進めていくうちに気にならなくなります。
立ちキャラのパターンはかなりの枚数。背景の方はしっかりと描かれていてとても綺麗です。
しかし、イベントCGが少ないように感じられました。
■音楽(10点)
★★★★★★★★★★
音楽はCD-DAで演奏され、曲数は全部で22曲。OPとEDはボーカル付き。
どの曲も大変素晴らしく、楽しい曲や悲しい曲などメリハリがきちんとついていてます。
もう文句の付けようがないです。中にはONEに似たような曲も有りましたが…。
キャラには声は入っていません。しかし入っていなくて正解だと思います。
それと初回限定版にはアレンジCDが付いていますがこれまた素晴らしいデキです。
■Hシーン(1点)
★
非常に軽いです。期待してはいけません。ヌキが目的ならば他のソフトをお薦めします。
ただ、もし濃いシナリオにしていたとしても
いたるさんの絵でヌケるかは はなはだ疑問(笑)
■総評(9点)
★★★★★★★★★
なによりシナリオがとても良いです。後半の展開が全く読めません。それとONEより難易度をかなり
下げたことに好感が持てます。このおかげでシナリオに没頭することが出来ました。
それと見過ごされがちですがバグが無いという点がいいです。最近のゲームは本当にデバッグを
やっているのかと思うぐらいバグが多いです。ダテに発売日が伸びていませんね。
マイナス材料はHシーンが軽いこと。18禁の役割を果たしていません。あともしコンシューマに移植
されるのであればぜひ自社で制作してもらいたい。なにせONEの移植の評価が散々だったので。
最後に、今年はまだ半月しか経っていませんがKanonは今年度最高のソフトと言っても過言では
ないでしょう。
| ●評価の点数は10点満点です。 ●ご意見、ご感想はメールまたは掲示板でお願いします。 |
|
■戻る■ 美少女ゲーム観測室 |