| 銀色
2000.12.19 |
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| この嘘つきの、裏切り者がっ! | |||||||
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| ブランド名 | ねこねこソフト(修正有) | 評 価 | |||||
| ジャンル | ノベル式アドベンチャー | 総合 | [ 8点 ] | ★★★★★★★★ | |||
| 発売日 | 2000/8 | システム | [ 9点 ] | ★★★★★★★★★ | |||
| 標準価格 | \8,800 | シナリオ | [ 8点 ] | ★★★★★★★★ | |||
| つっこみ川柳 | CG | [ 8点 ] | ★★★★★★★★ | ||||
| 母に言う 英語の教材 このソフト 銀色の MIDIを探せば 何故かAIR |
音楽 | [ 9点 ] | ★★★★★★★★★ | ||||
| Hシーン | [ 2点 ] | ★★ | |||||
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注:修正差分ファイル(11/8版)をインストール後の評価です。
■概要
全4章のオムニバス形式によるゲーム進行。
時代設定はそれぞれの章により異なり物語は完全に独立していると考えて良い。
ただ、どの章も「銀色」というキーワードがありそして最後には…。
ねこねこソフトはこれがWhite〜セツナサのカケラ〜に続く2作目です。
■システム(9点)
★★★★★★★★★
選択肢のあるノベルゲーだが分岐はかなり少なく、またひねくれた分岐も無いので難易度
としてはかなり低め。このおかげで物語に没頭することが出来ます。
画面構成は一風変わっていて一言で言えば映画風。画面がハイビジョンを見ているような
雰囲気で上下が黒になっています。テキストはその下の黒の部分に2行までで表示され、さら
にはクリック無しで読めるオートモード機能付き。なお、イベントCG時にはその上下の黒が無く
なりCGが全画面に表示されテキストはAIRなどで使われている一般的な下部ウインドウ表示
方式に変わる。
操作性としては右クリックでセーブやロードなど、マウスカーソルを上に持っていくとメニュー
バーが表示され画面サイズの切り替えや文字速度調節、スキップなどとかなり使いやすくなっ
ている。読み返しの機能はあるがこれがちょっと不安定で正確に巻き戻されない所がしばしば
あったのが不満。あとセーブファイルも少ないかなと。
CG、BGMの回想モードはありますがHシーンの回想はありません。
それと他のソフトには無いこのソフトだけの注目システムは「英語モード」がある点。
文章はもちろんキャラも英語でしゃべります。私は英語は苦手なので全くと言っていいほど使用
しませんでしたが。はたして、実際にフルで使った人は何人いるのやら。
■シナリオ(8点)
★★★★★★★★
●第一章 逢津の垰(おうつのたわ)
遊郭(のような所)から抜け出した少女と食料のためなら人を平気で斬る野盗との行動を描いた
作品。最初にプレイしたということであんまり印象に残ってませんがまあそこそこだったです。
●第ニ章 踏鞴の社(たたらのやしろ)
地方視察にやってきた主人公がその間神社で暮らすのだが、そこの巫女とのふれあいを描く。
中盤までややかったるかったものの終盤は目の離せぬ展開に。余韻が残る物語でした。
●第三章 朝奈夕奈(あさなゆうな)
大正のような時代設定で飲食業を営む仲の良い姉妹。妹は姉がまだ独り身なのを心配して姉が
幸せになるように色々と手を打つのだが…。
これは読み応えがありました。人間は恋をするとああも変わるのかと思うほど。全四章の中でこれ
が一番好きです。
●第四章 銀色(ぎんいろ)
舞台はここで初めて現代になります。大学生の主人公は街でとある喫茶店を見つけ入ってみると
かわいらしい店員さんが。その店員さんは言葉がしゃべれないのだが次第に二人は親しくなって
いくという内容。
同時に進行する過去のもう一つの物語とうまく組合わさりこちらも読み応え十分。
■CG(8点)
★★★★★★★★
キャラでまず目に付くのが瞳の描き方。目の中にキラキラが無くてみんなONEのみさき先輩の
ようなどこを見ているかよくわからないような瞳で私はちょっと苦手。その瞳のおかげでみょーに
違和感があります。それ以外は問題ないのですが。
背景は風景画がものすごくうまい。特に巫女さんのバックの桜などはそこらじゃお目にかかれ
ないぐらい綺麗でした。
■音楽(9点)
★★★★★★★★★
BGMはCD-DAで演奏され26曲。どれも雰囲気にピッタリの曲で十分満足。
特にお気に入りは「つかのまのアンチ・テーゼ」「貴方を信じた2つの理由」「星の花束」の3曲。
つかのま〜はシリアスな場面で流れる曲でちょっぴりナウシカを連想させます。
貴方〜はほのぼのとした日常に使われていて聴いていてほっとします。
星の〜はちょっと悲しめの曲でピアノが主かな。
歌はOPとEDにありますが歌唱力はイマイチ。
音声は各章のヒロインのみフルボイス。やや堅さがあるかなとは思いましたがそんなに気になる
程ではなかったです。
■Hシーン(2点)
★★
はっきり言って少ないです。ホントに各章の最後にちょこっとだけという感じで。
バリエーションも少なくあまり濃くもないので期待しない方がいいでしょう。
■総評(8点)
★★★★★★★★
久々にガツンと効いたシナリオをプレイした感じでした。
お気に入りはなんと言っても第三章。姉妹関係が徐々に変化している様子を見事に描いていて
それはもう怖いぐらい。こんな表現の仕方もあるんだなとドキドキしました。それに妹の朝奈ちゃん
がかわいいし。
第二章では一瞬手塚治虫原作の火の鳥オチじゃないかと危惧したがそうではなくて一安心。
ただ、二章にしろ三章にしろ本来とは違ったエンディングも欲しいかなと。
なお、クリア後に出来るおまけシナリオが用意されていますがこちらは本編とは180度違って
お笑い系。内訳は銀色ネタ2本とWhiteネタ、ドラクエネタの計4本です。
一番笑えたのがドラクエもどき。武器屋のリストが「はやぶさのこんぼう」とか「おとぎりそうこんぼう」
とか訳の分からない武器が揃っていてさらには「マチカネイワシミズ 無料」なんてダビスタをやった
人なら爆笑物の武器(?)までありました。
戦闘シーンもお笑いの連続で、戦闘終了後のレベルアップの音楽を声優さんにしゃべらせて
『勇者は自分でレベルアップを言ってみた』なんて所はもうお腹がよじれるほど。こういうようなミニ
ゲームを実際に作ってもらいたいです。
最後にちょっとビックリしたお話。
私はクリア後にはたいていSusieなどでCGを確認するのですがこの銀色にはなんとCGの他に
シナリオのデータがテキスト形式で一緒に入っていました。そこにはBGM・CGの指示や分岐まで
しっかりと記入されてあったんですけどこういうのを見るのは初めてです。普通は簡単にシナリオは
覗けないようになっているんですけどね。
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