EA MIND
1999.10.14
一番美しいのは俺サマだ!

ブランド名 LiLiM 評 価
ジャンル アドベンチャー 総合 [ 5点 ] ★★★★★
発売日 1999/9 システム [ 6点 ] ★★★★★★
標準価格 \8,800 シナリオ [ 5点 ] ★★★★★
つっこみ川柳 CG [ 7点 ] ★★★★★★★
扱いが なにかと不憫な メガネ君 音楽 [ 7点 ] ★★★★★★★
Hシーン [ 4点 ] ★★★★

■概要
 夏の暑いさなか、私立海皇学園に転校してきた主人公の不動響。彼は格闘技の腕はめっぽう
立つが、かなり常識外れである。
 転校初日に学園ナンバー1の女性と戦ったのだがあっさりやられてしまう。その後リベンジを挑
もうとする主人公。はたして、主人公は目的を達することが出来るのか。

 LiLiMは新ブランドなのだが、Bunny Pro.というブランドでLOVE FOREVER(以下LF)という
作品をこの年の春に発売している。なので全くの新規ブランドというわけではない。

■システム(6点)
★★★★★★
 マップ移動型のアドベンチャーゲームです。例えれば同級生2のような感じ。日にち、時間、
場所によって会えるキャラが違ってきます。
 ゲーム期間は約10日間。移動できる時間は14:00〜18:30の間の30分刻み。移動場所は
学園内の10ヶ所です。

 好感度を上げるような選択肢は一切無く、ただお目当てのキャラに会っていればいいのですが
どこに出現するかわからず、さらにフラグが立っていないと出現しないイベントなどがあり難易度は
高め。攻略対象キャラは5人です。

 そしてこのEA MINDで重要なポイントを占めるのが戦闘システム。通常のマップ移動時や、
話の要になるところで戦闘が起きます。
 その戦闘方法ですが、2〜3択の選択を選び指示を出します。(例えばパンチやキックなど)
試合終了までどちらが多くのダメージを与えたかによって勝敗が決まりますがランダム性は無く、
勝負の前にセーブしておいて負けてもロードすれば相手の攻撃パターンが同じなので2回も
やれば確実に相手を倒すことが出来ます。勝てばHシーンを見ることが出来、負ければ即ゲーム
オーバーということもあります。ちなみにレベルアップや経験値のような概念はありません。

 セーブ数は全部で8ヶ所。ちょっと少ない感じ。20ヶ所は欲しいところ。セーブ&ロードはいつ
でもする事が出来ます。
 CG、サウンド鑑賞有り。Hシーンの回想はありません。ミュージックモードのみ一度なにかしらの
エンディングを見ないと出てきません。

 メッセージスキップ完備。未読はスキップされません。メッセージの読み返し機能も有り。ここの
読み返し機能は使い勝手がよく二重丸。メッセージスピードの調節機能もついているので良かった。

 画面サイズはフルスクリーンと標準スクリーンを選べます。
 キーボードでの操作はほとんど可能だったのですが、マップ移動はマウスの方が便利でした。

 動作に関してはなかなか快適でした。土台のシステムがLFとほぼ同じだったのですが
いつでも出来るセーブ&ロードやテキスト読み返し機能など操作性は満足しました。が…

■シナリオ(5点)
★★★★★
 主人公とヒロイン達とのやりとりがメインですが、裏にはどす黒い計画が進行しています。
核はやはりメインヒロインのミコトシナリオ。これはなかなか面白かったが他のキャラはいまいち。
エンディングへの持って行き方がどのキャラも似たような感じなのがマイナスです。

■CG(7点)
★★★★★★★
 画面の色は256色推奨です。いつもフルカラー使用の私は再起動が面倒でした。
 キャラはロリキャラと言っていいでしょう。しかしそれほど くどさはないので馴染めると思います。
しかし、前作のLFとは全く違ったキャラデザなので、購入する前にLiLimサイトで確認するのが吉。
 背景はそこそこです。これはLFと同じ感じです。

■音楽(7点)
★★★★★★★
 BGMはCD-DAで演奏され全部で15曲。制作はギャルゲーの世界では有名なロックンバナナ。
曲自体あたりさわりのないものばかり。特に印象に残った曲はありません。
OPとEDはボーカル付きの曲が流れます。ちなみにその2曲のカラオケバージョンも入っています。
OP曲の「EA Magic」なかなかノリのいい曲でした。

 音声は一切無し。ノベルじゃないので入れた方が良かったと思います。
どちらかと言えば萌えゲーなので。

■Hシーン(4点)
★★★★
 戦闘が終わるとHシーンになるのだが、ザコキャラに勝ったぐらいでは最後までやらないので
消化不良気味。それにザコキャラもかなり少なかったし。もっといろんなザコキャラを配置して多彩な
Hシーンを見てみたかった。ヒロインとはまあごく普通の営みですね。

■総評(5点)
★★★★★
 キャラはそこそこ可愛かったのですけどマップ移動が面倒くさかったです。
どこに誰が出現するかわからなかったのでセーブ&ロードを多用しましたがかなりテンポを悪く
しました。前作のLFと同じやり方なのですが、もっと簡単にしてもらいたかったです。例えば、
次にどこへ行くとかヒントをくれたり、PS東鳩やとらハ2のようにマップ上にキャラ表示してくれれば
どれほど楽だったことか。

 戦闘システムもLFよりは良くなったとは言え、まだまだ中途半端な感じ。敵の攻撃パターンを
ランダムにしないと迫力がありません。
 それとかなりおちゃらけた主人公の性格、ちょっときつかったですね。格闘バカ + ドスケベ(死語?)
という性格なので一般人にとってはシンクロしにくいでしょう。

 絵が好み、またはドタバタ系を体験したいなら購入も良いでしょうが、シナリオ重視の人はちょっとつらいかも。
 
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