こみっくパーティー
1999.7.11
海老反りハイジャーンプ!

ブランド名 リーフ(修正有) 評 価
ジャンル 戦略型シミュレーション 総合 [ 8点 ] ★★★★★★★★
発売日 1999/5 システム [ 6点 ] ★★★★★★
標準価格 \8,800 シナリオ [ 7点 ] ★★★★★★★
つっこみ川柳 CG [ 10点 ] ★★★★★★★★★★
ブランドは かくてりゅタイトル Pia3 音楽 [ 9点 ] ★★★★★★★★★
Hシーン [ 4点 ] ★★★★

注:修正差分ファイル(ver1.1a)をインストール後の評価です。

■概要
 大学生の主人公が同人誌の世界にはまって漫画を描いて即売会で売るという内容。
 以前までのリーフ作品とガラッと違う原画、システムに加え同人誌というコアな分野だけに注目が
集まった。

■システム(6点)
★★★★★★
 以前の作品と比べかなりゲーム性が高くなりました。ゲーム期間は4月から翌3月までの1年間。
即売会は毎月1回行われ、なるべく多くの部数を販売出来るように目指していきます。
基本的に平日は原稿を描いたり練習をして、土日はお目当ての女の子と出会って好感度を上げ
ていきます。
 ゲーム難易度は高め。出現がランダムなためこまめなセーブ&ロードは必須。
 攻略対象キャラは7人ぐらい。一人当たりの攻略時間は2〜3時間ぐらいです。

 セーブは全部で10ヶ所。かなり少なく感じました。
このような頻繁にセーブ&ロードをするゲームにはたくさんのセーブファイルは必要です。
しかもセーブ&ロードはイベント中には出来ず、決まった所でしか出来ないので不便。
 それとセーブデータがゲーム中の日にちと名前しか表示されないのでとてもわかりにくい。
せめてセーブした現在の日時は入れて欲しかった。
 CG・サウンドの鑑賞モード有り。Hシーンの回想は無し。
CG達成率は表示されないが、キャラ毎に全部で何枚のCGがあるかわかるので問題なし。
CG鑑賞モードでの各CGのタイトルは面白すぎるので必見。
 メッセージスッキプ完備。未読はスキップされません。
読み返しも出来るが、読み返している文章からすぐに通常の文章に戻れないのは不便。
 画面サイズはフルスクリーンと640×480の選択可能。

 ゲーム中の動作は256色推奨の割に重く、ちょっとイライラしました。
私はよくOP曲やエピローグでフリーズしました。

■シナリオ(7点)
★★★★★★★
 あまりにもお約束な展開で先が読めてしまいます。
あっと驚くどんでん返しは期待しない方がいいでしょう。
千紗や瑞希シナリオなどはお約束過ぎてあまり面白くはありません。
 それと特定イベントではない好感度を上げるための会話の使い回しが気になりました。
会話の内容が現在の状況とあってないこともしばしばありましたし。
 
■CG(10点)
★★★★★★★★★★
 原画は『Piaキャロットへようこそ!!2』で有名なみつみ美里さんや甘露樹さんなど。
この業界では人気も実力もトップクラスの人達だけにとても素晴らしい出来です。
背景などもきっちり描かれていて十分満足できます。
 ただ、いまだに256色というのはあまりにも惜しい。次回作はぜひフルカラーでやってもらい
たいものだ。

■音楽(9点)
★★★★★★★★★
 音楽はCD-DAで演奏され、曲数は全部で22曲。OPとEDはボーカル付き。
そのボーカルはリーフでおなじみのAkkoさんではなく新しい人が歌っていましたが
お世辞にもうまいとは言えません。
 その他の曲はどれもも水準以上の出来ですが、これまでの作品と比べるとパワーダウン。
ゲーム中、ころころとBGMが変わってしまうため、心に残る曲はありませんでした。
 ただ、こみパカラオケの曲だけは頻繁にかかるので頭にこびりついていますが。
CDの25トラック目にはおまけの曲が入っています。

 声は特定のイベントシーンのみ入っています。
どうせならフルボイスにして欲しかったが、CDを入れ替える手間を考えると一長一短か。

■Hシーン(4点)
★★★★
 長年の夢であったPia2の絵で濃いHというのが少しは果たせています(笑)
ただ、全体に1人につき1回で終わってしまうので消化不足気味。
個人的には凌辱的(BADEND)なシーンも欲しかったがそれは次回作に期待しましょう。

■総評(8点)
★★★★★★★★
 なにせ重かったです。256色の割に。
私のPCはCPU=MMX200、96MB、VRAM16MBなのですがかなり重く感じました。
設定で人物の表示を早くしたり背景を早くしたりしましたがダメでした。
こんなに重いと感じたのは『まじかるカナン』以来です。
 あとセーブ&ロードを繰り返すためにテンポがとても悪くなっています。

 それと難易度が高く、南さんを落とした後4回連続で雅史ED(BADENDの意)を食らってからは
とあるサイトで攻略をDLしてそれを参考にしながら進めました。ぬるゲーマーの人にとっては厳し
い作品です。

 同人誌販売の方は売上金額のランキングがあれば面白かったと思う。
これがあれば友達と競争する事も出来るし、達成感というのも得られると思うので。
 また、印刷できる冊数が限られているのもちょっと残念。

 バグですが、発売後は音が鳴らないなどの意見がかなり目立ちました。リーフはきちんとデバッグ
をしているのでしょうか。WHITE ALBUMといい、このこみパといい。発売された作品は実はベータ版
ではないかと言う人もいるくらいです。
 約2ヶ月後に修正CDが郵送されるそうですが(サポートハガキを送った人のみ)、その頃にはもうほ
とんどの人がクリアしていて修正が来たからと言ってリプレイしようという人は少ないでしょう。
 ちなみにこみパのCD内に過去のリーフ作品の修正ファイルが入っています。さすがにこみパの
修正は入ってませんが(笑)

 最後に、やっぱりこの作品はキャラがメインですね。それ以外は高くを望んではいけないでしょう。
私としてはリーフの良いところを捨てて普通のギャルゲーに落ち着いてしまったのはとても残念です。
 次回作は全体的に質の高い良い作品を希望しています。そろそろ以前のようなダークな作品を出し
てみませんか?
 
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