集落探訪に潜む危険 無人集落は、しばしば人の暮らしから隔絶された場所にあります。危険に遭ったとしても助けを呼ぶことが容易ではないので、十分に注意してください。退くも勇気。
・転落 ・建物の倒潰 ・道に迷う ・動物に遭遇 ・創傷 ・その他
・滑落
濡れた岩・橋・桟道・根や倒木などのある場所や、凍った場所・崩壊地を通る際には注意。
老朽化した橋・桟道・建物の階上部分の床の踏み抜きや、高低差のある場所・古井戸など。場所によっては戻れなくなります。私は、シダが茂って気づかず便槽に落ちたことがありました(浅く、また中身はありませんでしたが)。
人の出入りがなくなると、建物は意外なほど急速に朽ちていきます。
無人になって久しい集落では、道が不明瞭であったり道すら残っていないこともあります。また生活道と作業道(徒歩道)・獣道は区別がつきづらいことがあります。分岐が多い道も十分に気を付ける必要があります。私は紙テープを持参し、迷いそうなときは所々に目印を付けておきます。ビニールテープやラッカーは長く残り、関係者(山林所有者・林業従事者等)を惑わせるので、使わないほうがいいかも。
クマ・イノシシをはじめ毒虫・毒蛇など。私は熊除け鈴や注入毒の吸引器を持ち歩くようにしています。
ガラス・瀬戸物・折れた建材・古釘・植物の葉や棘など。
猟師の誤射・落石や土砂崩れ・天気の悪化・古い建物のアスベスト・霊(?)等。廃墟関連サイト等で様々な情報があるので、いろいろ参考にしてください。