旅先でよく見かけるもの
【建造物】
≪神社≫
神道信仰に基づいて作られた宗教施設。天神地祇や先祖を祀る。
≪寺院≫
出家者が宗教的儀式を行う施設。各地に散在する小規模の寺院は、檀家と呼ばれる信者を抱え墓地を保有・管理しているものが多い。
≪薬師堂≫
薬師如来を本尊とする仏堂の呼称。薬師如来は病気平癒の仏として信仰されている。
≪祠≫
神を祀る小規模な殿舎。祭神は様々。
【石仏・石塔】
≪道祖神(どうそじん・どうそしん)
≫
路傍の神。集落の境や村の中心、道の辻などに祀られる。五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄など村の守り神として信仰される。
≪常夜灯(じょうやとう)≫
夜道の安全のため、一晩中つけておく明かり。転じて街道沿いなどに設置されている建造物のことも指すようになった。街道の道しるべとして設置されているものが多い。集落の中心や神社などの常夜灯は信仰の対象として設置されている。
≪庚申塔(こうしんとう)
≫
庚申信仰(庚申の日に宗教的な行事を行う)に基づいて建てられた石塔。庚申塚・庚申供養塔とも。
≪月待塔(つきまちとう)
≫
月待行事(特定の月齢の夜に集まって行う宗教的行事)の講中で、供養の記念として建立したもの。二十三夜講に集まって建てた「二十三夜塔」が多い。
≪三界万霊塔(さんかいばんれいとう)
≫
縁の有無に拘らず、その土地に眠る全ての霊魂を宿らせ供養するために建立されたもの。多くは寺の境内や墓地に建てられる。
≪馬頭観音(ばとうかんのん・めず―)≫
仏教における菩薩のひとつ。民間信仰では馬の守護仏としても祀られる。近世以降は、馬が急死した路傍などに石碑を建てることが多い。
≪地蔵(じぞう)≫
仏教における菩薩のひとつ。六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う。道祖神と習合したため、全国の路傍で石像が祀られた。
六地蔵は、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うという説から生まれたもの。墓地の入口などに見られることがある。
※「Wikipedia」より引用・改変(三界万霊塔を除く)
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