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◆十八の郷(じゅうはちのごう?)



※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「鞍岡」(昭和48.1)を使用したものである

所在:山都町緑川(みどりかわ)
地形図:緑川/鞍岡
形態:山中に家屋が集まる
標高:約880〜910m
訪問:2024年5月

 

 大字緑川の南部、緑川右岸側の山中にある。
 現地には舞岳集落より車道(大官山林道)が通じているものの、途中からはゲートがあり以降は徒歩に依った。
 地形図から分かるように、一帯は急峻な山地となっている。しかし当地付近は傾斜が緩くなっており、小さく段々になった平坦地に住居の遺構が多数確認できた。
 書籍『九州の山』の付録地図には「大官山官行事業所」とあり、林業に伴う集落であったことが分かる。
 また県広報誌「広報くまもと」(昭和38年3月号)によると、同年1月の豪雪により孤立(23日救援の要請)。ヘリコプターによる物資・食料の輸送が難航しながらも行われ、のち陸路からの救援隊120名が浜町(※)より出発(25日)、およそ80時間後(28日午後12時頃)に現地に到達したという。

※ 矢部町【現・山都町】の浜町か

 


写真1 住宅跡

写真2 何かの木柱

写真3 看板。「熊本営林局」「矢部営林署」と見える

写真4 地面の槽

写真5 住宅跡

写真6 住宅跡

写真7 遺構

写真8 住宅跡

写真9 住宅跡

写真10 住宅跡

写真11 遺構

写真12 遺構

写真13 住宅跡

写真14 住宅跡

写真15 住宅跡

写真16 貯水設備

写真17

写真18 最上段の平坦地。観賞植物(ジギタリス?)が自生している

 

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