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◆瀬島(せしま)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「三角」(昭和22.9)を使用したものである

所在:上天草市松島町阿村(まつしままちあむら)
地形図:天草松島/三角
形態:海沿いに家屋が集まる?
標高:数m
訪問:2024年5月

 

 松島・阿村港より、北西におよそ1.5㎞にある島
 資料『シマダス』によると、昭和30年から40年頃には人口15人。昭和41年にはミカン園が造成され、同50年にはクルマエビ養殖場が造られて管理者が在住していたが、昭和60年頃から無住となっているとのこと。

 島で会った方の話では、現在クルマエビ養殖は行われておらずアサリが養殖されているとのこと。船により通勤。かつての住居の場所は分からないという。
 島の沿岸には先述の養殖場やその関連施設があり、車輛も往来するなど活気がある。また島の南東端には神社があるが、扁額の文字が草書で判読できず、名称は不明。かつての人家は神社北西の山裾にあったと思われ、その遺構などが確認できた。なお1960年代の航空写真では、この場所に2戸ほどの人家のようなものが見られる。ほか東側の浦々でいくらかの痕跡を確認。
 のち果樹園の道路跡を伝い、島の稜線を南下。一瞥する限り、島内に広く畑があったことが分からないほど果樹は衰微している。また南北それぞれのピークにも登ってみたが、特に何も見られなかった。

 


写真1 
島遠景(国道266号線、中の橋より撮影)

写真2 施設群

写真3 養殖場

写真4 島南東部より阿村方面を望む

写真5 神社。鳥居

写真6 境内にて

写真7 神社の祠

写真8 境内脇の瓦。かつての社殿のものか

写真9 屋敷跡

写真10 宅地の遺構

写真11 井戸

写真12 屋敷跡

写真13 島中東部の池(地形図上の小さな水域)

写真14 島中東部の湿地

写真15 写真14付近の遺構

写真16 北側のピークにて。三角点

写真17 農地跡の車輛

 

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