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◆角枝(つのえだ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「甘木」(昭和23.6)を使用したものである

在:朝倉市矢野竹(やのたけ)
地形図:甘木
/甘木
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約140m(水面は約110m)
訪問:2014年11

 

 大字矢野竹の南部、佐田(さた)川右岸にある。
 現在は寺内(てらうち)ダムの湛水に伴い、一部が水没。水没を免れた土地の大部分は、公園「あまぎ水の文化村」の「水辺のふれあいゾーン」として活用され人々に親しまれている。園内には往時の集落ゆかりのものが集められた一角があり、ここでは狛犬や碑・何かを祀った堂宇などが見られる(写真3・4)。
 なおごく一部には往時の建物や小さな畑・墓があるが、訪れていた方の話では園内の土地の多くは水田であったとのこと。また県道より北側に残されている宅地跡には、2軒があったという。
 市史によると、寺内ダムは昭和52年3月完成。これに伴い角枝は23戸(31世帯)が転出。ダムサイトの「望郷の碑」によると、その内訳は桑野17・月俣7・熊谷2・別府2・堀2・西村1。

 


写真1 寺内ダム

写真2 園内風景

写真3 「ふるさとの碑」と「角枝部落跡」(右)

写真4 石造物と堂宇

写真5 別府重志翁顕彰碑

写真6 園内風景

写真7 園内の墓(桑野家)


写真8 園内の「甘木小学校 夢・かがやきの森」にて


写真9 湖岸から堰堤方面を望む

写真10 墓と家屋

写真11 廃屋

写真12 墓地

 

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