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◆烏出(からすで)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「越知」(昭和23.7)を使用したものである

所在:仁淀川町別枝(べっし)字烏出?
地形図:柳井川/越知
アクセント:カラスデ
形態:山中に家屋が集まる
標高:約560m
訪問:2016年1月

 

 大字別枝の中部、岩屋川(仁淀川支流)の右岸側山中にある。
 地元の方の話では、分かるものでは3軒。商品作物としてミツマタを栽培し、農業が主体の集落であったよう。
 また村史によると、神社は白鳥(しらお)大明神で、若宮八幡宮とも。祭神は八咫烏命。安徳天皇に供奉し当地の見張り役であった烏出生丹(からすでうたん)が、大和の八咫烏命の本尊を背負ってきたとされる。明治15年の神社明細帳では、当時6戸が氏子であったことが分かる。
 訪問は林道烏出線より。この林道は僅か数百メートルで終点となり、ここからは徒歩。尾根上にはいくらかの墓があり、確認できるものでは宮本氏。さらに尾根を登ったところで、3箇所ほどの屋敷跡が見られた。先述の神社も社殿が残され管理されている(写真6)。

 


写真1 林道烏出線


写真2 墓

写真3 屋敷跡

写真4 屋敷跡

写真5 屋敷跡の巨木

写真6 神社

 

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