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◆梼(ゆず)

所在:南国市亀岩(かめいわ)
地形図:土佐山田/高知
形態:谷沿いに家屋が散在する
標高:約200〜400m?
訪問:2015年1月

 

 大字亀岩の北部にある。
 現在は集落の入口付近が硅石の採鉱場となっており、この付近で谷が2つに分岐。このいずれの谷にも人家があったようだが、向かって左側の谷は未訪問。右側の谷には作業道が通じており、屋敷跡が1箇所と段々になった農地跡を確認。一部は樹木畑に転用されており、道沿いには小屋も見られた。
 地元の方の話では、分かるもので4軒。離村は昭和34、5年頃か。炭焼きや自給用の畑で暮らし、炭焼きの衰退後は林業(杉林の管理等)をしていたという。
 なお読みは聞き取りよりに拠ったが、「ゆす」である可能性もある。

 


写真1 採鉱場

写真2 屋敷跡


写真3 集落上部の道


写真4 平坦地

 

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