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◆大窪(おおくぼ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「八幡濱」(昭和29.10)を使用したものである

在:西予市宇和町河内(うわちょうかわち)
地形図:八幡浜/八幡浜
形態:山中の一軒家
標高:約580m
訪問:2017年1月

 

 大字河内の西部にある。河内の中心部(多田小学校付近)から北西におよそ1.8qの山中で、八幡浜市中津川(なかつかわ)との境界に近い。
 現地には塔満(とうまん)山福楽(ふくらく)寺(天台宗。通称大窪山(おおくぼさん))の奥の院があり、今も人々の行き来がある。訪れていた住職の話によると、当地には住職の世帯が代々暮らし、下山したのちは無住地となっているとのこと。尼僧が一時的に庵を結び暮らしていた時期もあったという。現在も三が日に御祈祷が行われ、檀家をはじめその他の参加者も募られている。ほか庫裏跡・本堂跡・開山者の墓などを教えていただいた。
 町誌によると、創立は康保2(965)年、安一和尚により開山。移転は昭和29年。
 訪問は八幡浜側より。多少の案内があるが道の分岐で迷いやすく、また未舗装の路面はやや荒れている。全面鋪装の車道が通じる町内からの訪問が無難。

 


写真1 石段

写真2 平坦地

写真3 奥の院堂宇

写真4 僧坊跡

写真5 井戸

写真6 池?の跡

写真7 墓地

写真8 井戸

写真9 旧本堂への石段

写真10 本堂跡

写真11 巨石と小祠

写真12 小祠

写真13 開山者の墓。「當寺開山安一和尚尊塔」とある

 

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