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◆黒岩(くろいわ?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「松山南部」(昭和27.1)を使用したものである

在:砥部町大南(おおみなみ)
地形図:砥部/砥部
形態:山中に家屋が少数集まる
標高:約420m
訪問:2017年12月

 

 大字大南の南部にある。
 大南地区と万年(まんねん)地区とを結ぶ山間の道路があるが、この途中の大宮八幡宮への分岐がある鞍部が当地への登り口。往時は四輪車が通っていたようで、徒歩には十分な幅が保たれている。現地では2箇所の宅地が見られ、集落内に墓地もある(確認できるものでは水本氏)。
 町誌には「黒岩 家三軒」という口承が記されているが、これは黒岩の戸数が3戸を超えるといつも災いが起こるため、この戸数を維持してきたというもの。本文中では、狭い土地で生活が困窮しないようにという戒めであろううと推測している。

 


(写真1 登り口の石仏群)

写真2 農地跡

写真3 集落への道

写真4 宅地跡。管理家屋が見られる

写真5 小祠群

写真6 農地跡

写真7 井戸

写真8 小祠群

写真9 写真8下の平坦地

写真10 墓地。中央は戦歿者のもの

写真11 墓地

写真12 屋敷跡

写真13 写真12にて。瓦

 

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