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◆御堂ヶ成(みどがなる?)



※ 明色部
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「松山北部」(昭和22.8)を加工し使用したものである

所在:西条市丹原町臼坂(たんばらちょううすざか)
地形図:東三宝ヶ森/松山南部
形態:山中に家屋が集まる
標高:約310m
訪問:2018年12月

 

 大字臼坂の南部にある。柳曽(やなぎそ)集落から谷を挟んだ南西の向かい。
 資料『桜樹村の足跡』によると、最盛期8戸5、60名ほどで、昭和56年頃最後の1戸が柳曽に転出し無住となったとのこと。畑作と僅かな水田を耕作し、ほか林業や日雇い仕事などで暮らしていたという。古くは大崩壊があり、著者は「現在もこの高台は崩壊、浸触(表記ママ)が続いており、将来は此の平地も崩れ去ることでしょう」と推測している。
 地形図に示された破線の道に従い、真下の谷から訪問。しかし踏み跡は隣の尾根筋に向かっていたため、古い墓地(御堂ヶ成由来?)(写真1)があった辺りで集落のあった尾根筋に移動した。現地では開けた尾根に墓地と石仏、後方の植林地に屋敷跡を1箇所と農地跡を確認。墓には渡部姓が見られた。
 読みについては、最近の地形図でルビが付されている「みど」の部分のみ確定。

 


写真1 隣の尾根上の墓地


写真2 墓地

写真3 尾根上の風景

写真4 石仏

写真5 屋敷跡

写真6 平坦地

写真7 平坦地

 

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