◆種子川(たねがわ)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「新居濱」(昭和23.4)を使用したものである
所在:新居浜市種子川山(たねがわやま)
地形図:別子銅山/新居浜
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約270m
訪問:2018年1月
大字種子川山の中部北寄り、種子(たね)川(国領川支流)沿いにある。
「角川」には、「明治期の全盛期には40戸を数えたが、以後戸数は漸減。昭和20年代には入植も行われたが、その後も戸数は減少を続け、現在ほとんど定住者はいない」とある。大字種子川山は近世の新居(にい)郡種子川山村。明治22年より船木(ふなき)村の、昭和30年より新居浜市の大字となる。種子川上流の山中にある種子川と、平野部にある川口の2集落があった。川口は、昭和49年大字種子川町(たねがわちょう)として独立。
現地ではいくらかの宅地が見られ、現在でも行き来していることが窺える管理された家屋もある。なお大字地内、西谷川流域にもまとまった家屋のある別荘地?があるが、この場所の経緯等は不明(写真6・7)。
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