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◆加島(かしま)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「尾道」(昭和21.11)を使用したものである

所在:尾道市向東町(むかいひがしちょう)
地形図:尾道/尾道
形態:海沿いに家屋が集まる
標高:数m
訪問:―

 

 市内浦崎町(うらさきちょう)の満越(みつごえ)港より南西におよそ2.7q、向島町の干汐(ひしお)漁港より東におよそ2.2qにある島。集落は北東の浜付近にあった。
 資料『シマダス』によると、室町時代までは無人島。安土桃山時代に尾道の豪商泉屋の松本氏が別荘地として庭園「麗々園」を造り、多くの文人や画人が訪れたという。泉屋の没落後に移住者があり、開拓が始まったとのこと。戦後に人口50人。平成には自給自足で暮らす中村家1世帯のみとなり、同9年には無住となった。平成28年より市内のリゾートホテルが当地でのアクティビティを開始。

 集落の対岸に当たる浦崎町の海岸から遠景を眺めたのみ。遠巻きながら、ホテルのプライベートビーチの設備が目視できる。
 ホテルに宿泊することにより、人数制限があるものの日帰りの渡航が可能。

 


写真 島遠景

 

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