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◆日浦（ひうら）
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1／50,000地形図「可部」（昭和22.2）を使用したものである
所在：広島市安佐北区白木町市川（しらきちょういちかわ）
地形図：井原市／可部
形態：谷沿いに家屋が少数集まる？
標高：約400m
訪問：2022年11月
大字市川の北東部、日浦川（※）の上流部にある。
現地には車輛が通れる広さの作業道が通じるが、無住となった後に開鑿されたものであるよう。1970年代の航空写真では家屋が1軒（2軒？）確認できるものの、その痕跡は確認できず。ただし谷に沿った農地跡の石垣は明瞭に残り、人の営みがあったことが窺える。
白木町史には、「近世」の章において「市川村日浦には見取新開一町二反一畝十五歩があったが、いつ頃からの新開か詳かにしない」とあり、他の記述から1,600年代には既に耕地が拓かれていたことが分かる。
※ 下流の宮迫（みやさこ）橋の銘板にて確認
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