◆打沖(うちおき)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「川本」(昭和30.2)を使用したものである
所在:浜田市旭町都川(あさひちょうつかわ)
地形図:石見今市/川本
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約340m(登り口は約190m)
訪問:2022年8月
大字本郷の北部、八戸(やと)川右岸側の山中にある。
登り口となる岩畳(いわだたみ)で伺った話では、分かるもので4戸。葉タバコ栽培で収入を得ていたという。無住となったのは55年ほど前か。
大まかな登り口を教えていただいたが、墓地脇の堰堤の辺りで道が不明瞭となっている。これを過ぎると集落まで道が通じているが、やや分かりづらい箇所もある。
集落に到達すると右手に小高い場所があり、人為的に集められた石(写真2)や何かが置かれた跡のような場所(写真3)が見られた。石は古い石標のようにも見えるが、刻字や彫刻も見られず詳細は不明。
ほか屋敷跡を2箇所、墓地を1箇所確認。墓地では山本氏の名が見られた。
読みは「角川」の小字一覧のルビに拠ったが、聞き取りでは異なる読みがあるが思い出せないとのことであった。
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