◆椋尾(むくりお/ムクリョー)
所在:十津川村谷垣内(たにがいと)
大字谷垣内の南部、山手川支流(名称不明)の流域山中にある。谷垣内の「キレ」のひとつ。
なお「谷垣内では椋尾切が最も古いといわれているが、和田切へ移住、いまは別の人が入っている」という記述がある。 和田切や山手の殿井(とのい)南部より登り口があるが、訪問時は和田切より。山道は全体的に勾配がきつい。古い地図に記載された建物の辺りに、屋敷跡を1箇所確認(写真1)。屋敷前の緩い尾根筋にはささやかな石段が作られている(写真2)。斜面は植林されているが、かつての畑の跡か。これを過ぎ谷に向かって道を降りると、2軒?の屋敷跡と農地の跡を確認。 |
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写真1 屋敷跡 |
写真2 石段 |
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写真3 屋敷跡 |