◆日浦(ひうら)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「山上ヶ嶽」(昭和26.7)を使用したものである
所在:上北山村西原(にしはら)
地形図:弥山/釈迦ヶ岳
形態:山中に家屋が集まる
標高:約700m
訪問:2009年10月
村北部、北山(きたやま)川上流の右岸斜面にある。
資料『上北山村の地理』の地図では、明治終わり〜大正初め頃現住2・転出家屋4・屋敷跡1で、姓は岩本2・仲村2・福本・大石が各1。昭和37年で現住4・屋敷跡4。現住者のうち来住2(小林家・中平家)。現住は岩本家となっている。
訪問時関係者に伺った話では、大正時代は桶屋・鍛冶屋・寺子屋などがあり、賑わっていたという。傾斜地だが日当りがよく、農作物もよく採れたそう。
現在は管理家屋が1軒、廃屋が3軒、納屋の残る屋敷跡が1箇所。道は地形図では破線となっているが、国道付近から車道が通っている(ただし入口にはゲートあり)。
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