◆藤谷(ふじたに)
所在:福知山市三俣(みまた)
市の南西部、土師(はぜ)川右岸の支流沿いにある。古い地図では4軒くらいの建物と神社、谷沿いに乾田が見られる。 今川(いまがわ)姓3・東村(ひがしむら)姓1の計4軒 東村家が終戦後すぐに三俣へ転出。次いで昭和3、40年代に1軒、4、50年代に2軒が同時に転出し無人になった 夏期は農業(田)、冬期は炭焼き・薪作り・林業で暮らしていた 大正の終わりか昭和の初めくらい、東村家が養蚕を導入。卵を平石などにも配り、グンゼ(当時「郡是製絲」)に蚕糸を供出していたという 昭和21年電灯の導入。電話は引かなかった 集落には小さな祠がある(地図上の神社の記号) 集落跡は谷沿いにあるが、府道から外れた場所にある。屋敷跡を2箇所確認。神社の位置は分からなかった。
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写真1 屋敷跡にて |
写真2 農地跡にて |
写真3 農地跡 |