|
◆大谷(おおたに) 所在:名張市大谷
名張市南町(みなみまち)より、名張川を西に越えた対岸にある。 資料『名張の歴史』には、下巻刊行時(昭和36年)において「現在の大谷は 山腹に稲荷堂があるだけで、人家も耕地もない」とある。しかし嘉暦2(1327)年の東大寺文書「悪徒交名注進文」に、大谷の住民として黒田悪党(※)の兵衞太郎入道・江三郎入道・孫次郎入道の名があり、14世紀初頭にはここに集落と耕地があったことが分かる。この時の集落は名張川と頓子山の間の平地にあったが、名張川の移動により消滅したと推測される。 ※ 荘園の黒田荘において、領主(東大寺)の支配に抵抗した武士集団 「角川」によると、大字大谷は昭和18年からの名張町(のち名張市)の大字で、もとは名張町内の字名。中世には集落・耕地のあった記録はあるが(東大寺文書・有徳者交名)、江戸期には人家はなく、現在は大谷稲荷神社があるとのこと。昭和55年1戸1人。 現在は南町・朝日町(あさひまち)の境界付近に沈下橋が架かり、通常の水位であれば大谷側に渡ることが可能。
|
|
![]() 写真1 何かの石積み(川沿い) |
![]() 写真2 山神 |
![]() 写真3 道と石垣 |
![]() 写真4 廃屋 |
![]() 写真5 石塔群(左から愛宕社・大山祇命・歳徳神) |
![]() 写真6 石造物群 |
![]() 写真7 石祠(大日如来) |
![]() 写真8 石段と灯籠 |
![]() 写真9 屋敷跡の一部 |
![]() 写真10 石塔(須佐乃男命・三輪大神社) |
![]() 写真11 稲荷社 |
![]() 写真12 谷の中の石塔群。中央左には「開山教祖」として立花氏の名がある |
![]() 写真13 写真12そばの線刻。不動明王と僧(弘法大師?)か。「大谷…」の文字も見られる |
![]() 写真14 鳥居と石塔群(豊川大明神・常富明見大菩薩・八十八大明神など) |
![]() 写真15 鳥居と石塔群(豊受御大神など) |
![]() 写真16 石造物群 |
![]() 写真17 石祠 |
![]() 写真18 少名彦大神 |
![]() 写真19 白髭大神・豊玉大明神 |
![]() 写真20 祭祀施設 |
![]() 写真21 子安地蔵 |
![]() 写真22 写真20付近の山神 |