◆平沢(ひらっさわ?)
所在:東栄町東薗目(ひがしそのめ)
地形図:見出/田口
形態:山中に家屋が集まる
標高:約730m
訪問:―
東薗目川の上流部にある。存在は後で知ったため未訪問。
町誌によると、昭和24年10月より開拓の始まった集落とのこと。当初9戸、さらに昭和27年3戸が入植(計12戸)。仮小屋を建て実家から通いで耕作を開始。農機具は、役場で用意された脱穀機1台と唐箕5台だけであった。近隣の御園(みその)までの道に自動車が通れるようになったのは昭和34年。それまでは人一人が通れるほどの道で、児童もこの道を通って御園小学校に通学。昭和32〜39年くらいまでが最盛期であったが次第に地力が衰退、昭和39年以降離農者が相次ぎ、昭和40年10戸、同53年5戸。平成15年最後の1軒が転出し無人化。
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