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◆菖蒲沢(しょうぶさわ)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「信濃池田」(昭和21.12)を使用したものである

所在:筑北村坂北
地形図:明科/信濃池田
形態:山中に家屋が集まる
標高:約750〜800m
訪問:2010年5月・2025年11月

 

 別所(べっしょ)川の支流、菖蒲(しょうぶ)沢上流部の山中にある。
 古い地図の場所とは別に、
への分岐の少し先、右岸に1軒の屋敷跡がある(写真1)。平(たいら)で伺った話では1軒があったということだが、この家のことを指しているのだろうか。
 ほか上流の川沿いで、壜や瀬戸物が散乱する屋敷跡?を確認(写真4)。手前には農地の跡が続いているが、作業小屋か何かの跡だろうか。古い地図での家屋群はここから南部の谷の分岐を登ったところだが、この跡地を確認したことで引き返してしまった。

 2025年、旧版地形図に記された位置を訪問。谷には近年築造された堰堤が複数あるが、これを越えられるような道が設けられており通行に大きな支障はない。
 現地では2、3箇所の屋敷跡を確認。
萱野への鞍部付近には、枯れた巨木の根元に倒れた石柱がある(写真9)。同様のものが百瀬北の社にも立てられており、ここにも何かを祀ったものがあった可能性がある。さらに東の稜線上で、小さな祠が見られた(写真10)。
 その後
百瀬北まで稜線を歩き、その帰りに先述の「右岸の屋敷跡」に到達。その家のものと思われる墓地も確認した。

 なお村誌には村内の小地名を詳細に記した地図があり、2010年の訪問箇所には「菖蒲沢」、2025年の訪問箇所には「順王堂」と記されている。また石柱のある鞍部付近には「タル下尾根」とある。
 2010年時点では訪問地を「菖蒲沢」に含めるか決めかねていたが、先の記述内容より当レポートに含めることとした。

 


写真1 屋敷跡
(以下村誌の「菖蒲沢」表記付近)

写真2 屋敷跡にて

写真3 石仏

写真4 何かの跡

写真5 何かの建物跡
(以下「順王堂」表記付近。2025年撮影)

写真6 屋敷跡

写真7 屋敷跡

写真8 二輪車

写真9 集落北の鞍部にて。何かの石柱。「文化七庚年…」とある

写真10 稜線上の小祠

写真11 屋敷跡(=写真1)
(以下「菖蒲沢」)

写真12 写真11付近の墓地

 

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