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◆焼山(やけやま)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「谷村」(昭和21.9)および同地形図「丹波」(昭和21.9)を使用したものである

在:甲州市大和町初鹿野(やまとちょうはじかの)
地形図:笹子/都留 大菩薩嶺/丹波
異読み:やきやま?
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:下流部―約1,120m 上流部―1,320m?
訪問:2023年4月

 

 大字初鹿野の東部、焼山沢(日(ひ)川支流)沿いにある。
 旧版地形図では現在の温泉施設(やまとふれあいやすらぎセンター)に近い下流部と、そこから1.8qほど川を遡った上流部に地名表記がある

 下流側にはまず八大龍王神社(写真2)があり、そして夕立(ゆうたち)橋の前後に人家の廃屋が数軒ずつ。集落内には小さな祠があり(写真8)、また集落を抜けたところにも祠がある。後者には「奉納 社地新設 社殿改築 昭和三十八年十一月吉日」などと刻まれた石があるが、集落の氏神だろうか。上流部は林道が冬季閉鎖中であったため未訪問となった。
 なお明治期の地形図では、下流部の家屋群はまだ存在せず上流部のみである。
 また読みに関しては、県道の案内標識ではローマ字で「ヤキヤマ」であるが、集落手前の橋梁(写真1)の名称が「焼山沢(やけやまさわ)橋」であることや林道の名称が「焼山沢真木(やけやまさわ まぎ)線」であることから、「やけやま」とした。
 なお
村誌では「焼山(高小屋)に山の神がまつられている」との記述があるが、集落内に見られた祠のことだろうか。

 


写真1 神社

写真2 廃屋

写真3 平坦地(屋敷跡?)

写真4 廃屋

写真5 廃屋

写真6 屋敷跡

写真7 廃屋

写真8 小祠

写真9 何かを祀った跡?

写真10 祠

 

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