◆茗荷(みょうが)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「鯖江」(昭和26.9)を使用したものである
所在:越前町茗荷
地形図:織田/鯖江
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約410m
訪問:2012年11月
町の北部、大味(おおみ)川の上流部にある。大味川の流域の多くは福井市内だが、上流部が織田町に取り込まれており町内からの訪問は稜線を越えることになる。
現地では道沿いに朽ちた小屋や石垣が見られ、地図画像の位置には茗荷神明神社跡の碑(昭和59年建立)が立つ。これによると、「上野区禅興寺秋葉堂に移転」とのこと。
なお大字茗荷は近世の丹生郡茗荷村。明治22年萩野村(のち織田村→織田町)の大字となる。大正9年7戸38人、昭和10年6戸32人、同30年6戸25人。集団離村で無住となった(角川)。
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