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◆縁繋(えんつなぎ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「小口P戸」(昭和32.7)を使用したものである

所在:七尾市能登島佐波町(さなみまち)
地形図:小口瀬戸/小口瀬戸
形態:海沿いに家屋が散在する
離村の背景:非居住地?
標高:数m
訪問:2011年8月

 

 町の南部沿岸にある。免屋(めんにゃ)入江西側の半島部分。
 地元の方の話では、かつて対岸の三室(みむろ)の住民が田を作りに来ていた場所で、数軒の家屋があったのではないかとのこと
。戦前、廃屋が残っていたのを覚えているという。別の方の話では人が住んでいたという話は聞かないとのことで、農繁期の季節的な仮住まいとして利用されたものと思われる。なお半島の先端部分は元来長(なが)島という島で、江戸時代に浅瀬を埋め立てて陸続きになったという。地名はここから由来しているのかもしれない。
 現在は埋立地に水田跡が広がり、後年になって作られた倉庫があるのみ(写真2)。

 


写真1 水田跡

写真2 資材倉庫

写真3 海岸

 

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