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◆栃尾(とちお)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「下梨」(昭和32.8)を使用したものである

所在:金沢市栃尾町(とちおまち)
地形図:湯涌/穴水
アクセント:トチオ
形態:山中に家屋が集まる
標高:約380m(県道は約150m)
訪問:2011年8月

 

 市の東部にある。
 訪れていた集落関係者の話では、覚えている範囲で16軒。13軒が炭焼きで暮らし、ほかは大工(2軒)と公務員。無住になったのは昭和40年代で、神社もこの時に市内寺町(てらまち)の諏訪(すわ)神社に合祀されたという。離村後は長らく荒地や山林となっていたが、近年になって有志が集まり集落跡を整備。6組(多くが集落関係者)が畑作りや山林の手入れをしたり、余暇を過ごしたりといった目的で家屋を建てている。
 集落にあった湯涌(ゆわく)小学校栃尾分校は昭和46年閉校(HEYANEKO氏調査)。
 なお「栃尾町」は近世の河北郡栃尾村。明治22年湯ノ谷(ゆのたに)村(のち浅川(あさかわ)村)の大字となり、昭和32年金沢市の町名となる。明治22年21戸120人、昭和45年4戸25人。昭和33年湯涌小学校栃尾分校設置(角川)。

 


写真1 集落入口

写真2 家屋

写真3 集落風景

写真4 学校跡(赤い部分は玄関の名残)

写真5 神社跡にて

 

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