◆塩民(しおたみ)
所在:相模原市緑(みどり)区三井(みい)
津久井湖に水没した集落。三井大橋西詰の北にある。 橋の袂に「三井大橋の歴史」と題された看板(写真2)があり、これによると塩民は「一三戸の民家や畑、水田、三井小学校、広い河原があり、夏期には鮎釣、川遊び、遊覧船の川下りなどで賑わい…(略)」とある。三井小学校は、私の母と伯(叔)父たちが通った学校で、末の叔父が卒業する前に廃校になってしまった。廃校後、児童は中野(なかの)小学校に移籍。 明治期、伝染病の隔離病棟があった。「金地坂」は、塩民より金地集落に登る坂(資料「つくい町の地名」より)。資料『津久井町郷土誌』には三井の小字として「塩民」が見られるが、字地の全域が水没しているよう(地番428-498)。
|
|
|
|
|
|