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◆粟野(あわの)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「寄居」(昭和27.7)を使用したものである

所在:秩父市下吉田(しもよしだ)字粟野
地形図:皆野/寄居
形態:山中に家屋が集まる
標高:約500〜520m(旧吉田町役場は約210m)
訪問:2007年4月

 

 旧町役場の北、大字石間(いさま)と阿熊(あぐま)を隔てる山の中にある。古い地図では4軒くらいの建物が見られる。最近の地図でも3軒が残り、すべて廃屋として現存する(写真1・2)。
 集落には、町と町の教育委員会が建てた粟野の案内板(写真4)がある。これによれば、粟野は明治17年に起きた「秩父事件」蜂起の地であるという。当時は8戸の家があった。また阿熊・半根子(はんねこ)・井上(いのうえ)など各方面への道があったり、警察の目から逃れて集まることができたりと、地理的に都合が良かったという。
 なお最近の地図では、集落までの道は破線で描かれているが、実際には車輛が通れる作業道が延びており集落のそばまで自動車でも行くことができる(訪問時は集落の手前まで開鑿工事中)。破線の道は旧道で、作業道脇の墓地(粟野由来?)からはっきり残っている。所々で作業道と交叉している。歩くと相当長い道のりであるが、後半は所々タイヤ幅程度の簡易鋪装が施されているのでバイクを利用していたのだろう。家屋には廃車になったバイクが見られ、さらに未鋪装部分には最近のものと思われる轍もある。農作業のために時々人が訪れているのだろう。

 


写真1 廃屋


写真2 廃屋


写真3 廃屋にて

写真4 案内板

 

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