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◆杉の上(すぎのうえ)

所在:常陸太田市上高倉町(かみたかくらちょう)
地形図:大中宿/大子
形態:山中の一軒家
標高:約420m
訪問:2009年8月

 

 村北部、山田(やまだ)川とその支流に挟まれた山中にある。古い地図では後述の場所と思われる位置に1軒の建物が見られる。
 
中武生の方の話では、最近の地形図で「杉の上」と記載されている場所には杉の上・岩禿・川下(※かわしも?)という別々の集落が集まっているという。家屋は林道より東側にあったが、78年前に焼失。古くは菅が多く生えていた場所の上にあったため「スゲノウエ」と呼ばれていたが、いつの間にか「スギノウエ」になったそう。横山姓が1軒。「上武生」「下武生」のうち、上武生の「中武生」に所属するとのことだが、後述の話もあり上・中・下については判然としない。
 
別の方(安寺在住)の話では3軒ということで、これは岩禿も含めたものだろうか。また上武生所属の集落は持方(もちかた)だけであるという
。3軒のうち2軒は坂下(さかした)・圷(あくつ)(ともに国道沿いの集落)に転出、1軒は世帯主が亡くなり断絶したという。

※ 小字にも見られる。読みは失念。現住

 


写真 入口付近?の石仏と石塔

 

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