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◆玉川口(たまがわぐち)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「小國」(昭和22.9)を使用したものである

在:小国町小渡(おど)
地形図:小国/小国
形態:川沿いの台地に家屋が集まる
標高:約120m
訪問:2017年11

 

 大字小渡(飛地を除く)の南西部、荒(あら)川右岸にある。かつてJR米坂(よねさか)線の玉川口駅があった。
 現在は国道113号が駅跡の西側を通っているが、古い地形図を見る限り往時は国道が東側を通っていたよう。家屋はこの旧国道に沿って数軒建っていたようで、この様子は1970年代の航空写真で確認できる。現在人家は皆無で、工事事務所や用途不明の建物があるのみ。駅跡は未確認だが、一瞥する限り明瞭な形では残っていないよう。なお道沿いに「越戸道開鑿紀念」と刻まれた碑(写真3)があるが、これは現在の国道の原型となった道だろうか。

 


写真1 駅前道沿いの風景

写真2 地名表記付近の線路

写真3 碑。「明治28年開鑿」「越戸至約一里十二町」とある

 

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