◆小倉(こぐら)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「手ノ子」(昭和22.5)を使用したものである
所在:小国町小倉
地形図:小国東部/手ノ子
形態:山中に家屋が集まる
標高:約290m
訪問:2017年11月
大字小倉の北西部、大滝川(荒(あら)川二次支流)左岸側の山中にある。
最近の地図でも数軒の建物が記されているが、現在は県道沿いに小屋が1棟建っているのみ。家屋は撤去されたのか、痕跡も見当たらない。先の小屋から道を挟んだ空地には「小倉を偲ぶ」と題した碑(写真3)が置かれており、平成14年8月とあることから、離村もこの頃と思われる。また基部には、「在郷屋号」として新屋・オバ家・源右エ門・極樂・太左エ門・太郎兵衞・長七・仁兵衞・孫右エ門の9戸が記されている。
なおHEYANEKO氏によると、当地には小国小学校小倉冬季分校があったとのこと(昭和52年閉校)。
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