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◆市野々(いちのの)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「手ノ子」(昭和22.5)を使用したものである

在:小国町市野々
地形図:小国東部/手ノ子
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約240m(水面は約250m)
訪問:2017年11

 

 大字市野々の中部、横(よこ)川(荒(あら)川支流)沿いにある。現在は横川ダムの人造湖(白い森おぐに湖)に水没。
 「角川」によると、大字市野々は中世の「いちのゝ在家」、近世の置賜郡市野々村。明治22年津川村(のち小国町)の大字となる。文政10年22戸123人、明治11年24戸146人。鎮守は熊野神社、寺院は曹洞宗の飛泉寺があった(水没前に既に廃寺)。
 集落跡付近の湖畔には「市野々イチョウ広場」があり、飛泉寺の前庭より移設されたイチョウの木や、当地にあった子易地蔵尊を記念した碑が置かれている(写真2・3)。このイチョウは町指定の天然記念物で、昭和57年に指定。湖面に近い場所に作られたモニュメントは、
かつてイチョウの木があった場所であったよう(写真1)。訪問時は完全に水没していたが、付近の看板(写真4)によると夏季は水位が下がり左岸側まで通行が可能であるよう。
 
当地にはかつて学校(叶水(かのみず)小学校市野々分校)があり、町史によると明治11年2月20日叶水小学校の分校として飛泉寺に開設されたとのこと(※)
 なお上の地図画像にある役場の記号は、当時の津川村のもの。

※ 昭和54年休校・同56年閉校(HEYANEKO氏調べ)

 


写真1 集落方面を望む。モニュメントはイチョウ(写真2)の元の位置

写真2 イチョウの木

写真3 「大銀杏と飛泉寺」の碑(左)と子易地蔵を記念した碑(右)

写真4 看板

写真5 「木ノ谷」付近(木の谷(きのたに)橋より)

 

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