◆仏沢(ほとけざわ)
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「湯殿山」(昭和22.6)を使用したものである
所在:鶴岡市上名川(かみながわ)
地形図:湯殿山/湯殿山
形態:川の合流部
標高:約290m(水面は約240m)
訪問:2017年11月
大字上名川の北東部、梵字川と仏沢の合流部付近にある。
1970年代の航空写真には仏沢の両岸に農地および農地跡が見られ、これらは月山ダムの人造湖(あさひ月山湖)に水没。しかし旧版地形図に記された建物の位置は水没を免れており、事前の調査および訪問時にはこれに気づかなかったためこの付近は未訪問となってしまった。なお当地からやや下流には「和尚峠」(写真2)があり、碑が建っている。由来が記されたプレートもあるが、今は色褪せてほとんど読むことができない(※)。
読みは付替道路に架かる「佛沢橋」(写真5)の銘板に拠った。
国土交通省月山ダム管理所のウェブサイトによると、昭和51年に赤川ダム調査事務所(後の月山ダム工事事務所)が開設し、実施計画調査に着手。昭和63年本体工事開始。平成13年竣工式。
※ 諸情報によると、当地には万宝院(まんぽういん)(山号は仏沢山(ぶったくさん))という寺院があり、定住していた住職も早い時期にいなくなったとの由
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