◆合地前田(かっちまえだ)
所在:大館市比内前田(ひないまえだ)
大字比内前田の中部、比内前田集落の南西およそ1.5qの谷あいにある。
今から三百余年前から合地前田と云ふ集落がこの道二キロ先の処に六戸ありました。国有林、金山、農業を主として豊かな生活を保持して居りまたその後、終戰の時代の変化と過疎化の波に出逢之(※)、昭和五十一年県の対策條例に基きやむなく村を離れることに成りました。思之思之(※)の住良い処に移住したのです。墓も移転して居りますが取り残された霊がある様な気がしてなりません。私達、この幸せな時代で生活をして居るのも尊い先祖があったからと思之(※)、人生一代、子孫繁栄の為、一生を捧げてくれた人達を思ふ時胸のいたむ思之(※)で一杯です。せめて後の世までも語りつがれることを念じ此の碑に託したいと思之(※)、自心を刻す。 ※ 本文ママ。特定の用法で「い」と訓むものか
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![]() 写真1 谷沿いの水田 |
![]() 写真2 道と小屋 |
![]() 写真3 屋敷跡 |
![]() 写真4 屋敷跡? |
![]() 写真5 何かの跡 |
![]() (写真6 比内前田‐合地前田間の鳥居) |
![]() (写真7 写真6奥の石塔。「太平山」と見える) |
![]() (写真8 「合地前田道路」の碑) |