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◆大荒沢(おおあらさわ)

 

※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「川尻」(大正5.7)および参謀本部発行の同地形図(昭和20)を使用したものである

在:西和賀町杉名畑(すぎなはた)
地形図:陸中川尻
/川尻
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約210m(水面は約230m)
訪問:2017年5月(
HEYANEKO氏と共同)・2018年11月

 

 大字杉名畑の中部、和賀(わが)川右岸にある。現在は湯田ダムの人造湖(錦秋(きんしゅう)湖)に水没。
 2017年訪問時は雪融け水で特に貯水量が多い時期であったが、通常の時期でも集落の痕跡を確認することはできない。付近にはJR北上線の大荒沢信号場跡(写真3)があるほか、集落から少し上流、最近の地形図で「大荒沢」と表記されている付近には「孫作地蔵尊」の祠と「峠山一里塚」がある(写真4・5)
 なお町史によると、湯田ダムは昭和39年完成

 またHEYANEKO氏によると、当地には杉名畑小学校があったとのこと(昭和36年閉校)。

 


(写真1 ダム堰堤)(以下2017年撮影)

写真2 集落付近遠景(国道より撮影)

写真3 信号場跡

写真4 祠

写真5 一里塚

写真6 往時の風景(「きんしゅうこものしり館」にて)

写真7 集落付近遠景。写真2と同じ場所(以下2018年撮影)

写真8 北上線旧トンネル

 

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