◆宿(やど)
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「田老」(昭和20)を使用したものである
所在:宮古市崎山(さきやま) 地形図:田老/田老 形態:河口に家屋が集まる 離村の背景:災害 標高:数m 訪問:2023年5月
大字崎山の西部にある。 平成23(2011)年3月の東日本大震災により被災。復興関連の資料(※)によると、浸水によりすべての建物が流失もしくは全壊。「震災前の建物用途の状況」として、「住宅」が7箇所(ただし具体的な戸数は不明)。ほか「宿泊施設」や、港には「運輸・倉庫施設」が見られる。 市史によると、石造の小祠である若宮神社(明治14年の銘)があったほか、八大龍王神(龍神様)が祀られていたよう。 現地はほぼ更地だが、一部には小屋や小さな畑も見ら、時折の往来が窺える。
※ 「第2回地区復興まちづくりの会 重茂北地区(追切、浦の沢、鵜磯、荒巻)、音部地区、重茂里地区、重茂南地区(千鶏、石浜、川代)」の「被害の状況」より