◆二庄内(にしょうない)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「黒石」(昭和22.2)を使用したものである
所在:黒石市二庄内
地形図:温湯/黒石 形態:川の合流部に家屋が集まる
標高:約160m(水面は約190m)
訪問:2016年5月
大字二庄内の西部、浅瀬石(あせいし)川と二庄内川の合流部付近にある。現在は浅瀬石川ダムの人造湖(虹の湖)に水没。
『浅瀬石川ダム工事誌』によると、水没戸数27戸。別の記述では移転前47戸237人(下川含む)。うち農業36戸(ほとんど兼業)、商業4戸。昭和46年に浅瀬石川ダム調査事務所発足したのち、昭和51年11月16日に水没者離村式が行われた。ダムは昭和63年竣工。
集落は国道102号の二庄内橋の北側。完全に水没しており、痕跡を確認することはできない。橋の西側には道の駅「虹の湖」(写真4)があり、東側の高台には生活感のある家屋が1軒(常住?)。
|