◆筋違(すじかい)
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「階上岳」(昭和21.11)を使用したものである
所在:階上町金山沢(かねやまさわ) 地形図:新井田/階上岳
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約50m(現在は0m以下〔-40m前後?〕)
訪問:(2017年5月)
大字金山沢の北部。位置は八戸鉱山の敷地内、石灰採掘地となっている凹地の南西斜面に当たる。掘削が行われる前は松館(まつだて)川(新井田(にいだ)川支流)がここを縦断していたが、鉱山を迂回するように新たな川筋が設けられた。
地方紙「デーリー東北」に「白いダイヤ」と題し13回に亘り八戸鉱山を特集した記事がある。これによると、同鉱山が昭和40年代に鉱区拡大を行い、これに伴い筋違など9戸が移転したとのこと。移転完了は昭和45年。
採掘地は現在「八戸キャニオン」と称し、小さな観光スポットになっている。八戸市側にある展望台から採掘地を一望することが可能。
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